Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

時短

FullSizeRender昨日の続き。

学校に向かう途中に、
ブログに書こうと思ってたのを
思い出したので、今日はそれを書こう。

ちょうどこの前のブログでも書いた
大江ノ郷自然牧場に行ってきたときのこと。

お店は賑わっていて、
中のカフェもいっぱい。

すごい人気だなーって思って
ブラブラしてたら、冒頭に貼った画像の
看板を入り口でみかけた。

カフェの入店優先パスポート

テーマパークなどでよくある
わざわざ並ばなくてもいいよっていうあれね。

待ち時間でお買い物したり、
どこかで遊んでいたりできますよ、
というベネフィット。

それと、優先して中に招待しますよ、
という特別感。

このあたりに訴求したものだ。

この優先パスポート「ココパス」っていうネーミングで
無料なのか有料なのかわからないけど、
お金払ってでも欲しいひとはいるだろうなって思った。

優先招待や優先案内というのは、
キャッシュポイントとして
とても有効で。

これだけ溢れる情報で、
みんなやることや楽しむもの、
時間を奪うもので囲まれているから。

ゆったり待てる人って少ない。

行列に並ぶなんて我慢ならない、
無駄な時間を許せないってひとは
案外おおくて、これはある種の現代病じゃないかなって
僕は思ってるけど、ここをうまく解消したサービスだよな
って看板をみながら思った。

待ち時間、、、特に誰かや他人の都合で
待たされるってこと、誰かの時間にあわせなくてはいけない
ってことにフラストレーションを抱えやすい傾向にあると思う。
(僕なんかは行列に並んだり、待っていたり、長時間移動したりとか平気なんだけど)

このココパスはお客さんの声からできたのかどうかは
確認してないからわからないのだけど、
先回りして(つまりはお客さんの不満を察知して)
つくったサービスなんじゃないかなって思う。

ポイントは、お客さんや相手がどんなことに
ストレスやフラストレーションを感じているか。

お金を払ってでも解消したいかってことで、
目安としてしてほしいのは「時間」というファクター。

たとえば、ゲームなんかも「時間」を課金していて。

城ドラっていう素晴らしいゲームアプリがあるけど、
(最近はザッキバーグとよくやってるけどなかなかいい成績)
これも「時間」にキャッシュポイントがある。

スマホゲームで有名なのは
たとえば月商200億円のモンストとか
パズドラとかも知ってるひとは多いかな。

このあたりはいわゆるガチャってやつで
課金をしているよね。

基本的には無料でできるのだけど、
レアアイテムやレアキャラをゲットするには
課金して何がでるかわからない
ガチャガチャにお金を払うっていう
ざっくり言うとそういう仕組みで。

でも城ドラにはガチャ機能がなくて、
ほぼ全部無料でできる。

じゃあ、どこで課金をしているかというと、
「時短」なんだよね。

武具の開発やキャラクターの卵の孵化には
時間がかかる。

長いものだと4日とかね。。

そこを課金すれば、一瞬でできあがりますよ、
という仕組み。

キャラクターの育成もそうで、
課金をすると「時短」して強いキャラを
早く育成できる。

キャラそのものは無料でもゲットできるのだけど、
武具の開発や育成の時間短縮がキャッシュポイント
なってる仕組みだね。

月商200億のモンストほどじゃないけど、
それでも、城ドラでも月商80億って話も聞くからね。

100円とか1000円とか単価は安いけど、
けっこうなお金が動く。

ゲーム自体、、、
つまりコンテンツそのものがフリーで、
時間の短縮にキャッシュポイントをもってきてる
というビジネスモデル。
(実際はもっと複合的にうまくできてるけどね)

僕が携わってるプロジェクトでいうと、
みんな大好きマイスピーにも
この「時短」サービスがある。

マイスピーのユーザーは右肩上がりで
継続率も良く、安定している。

それは、青島さんをはじめ、
優秀なチームメンバーが
素晴らしいツールを生み出しているだからだけど、
一方で、タスクが多くて、忙しい状態。

だから、今では電話やメール対応を
外部の会社に委託していて、
(オーストラリアに本社があるこれまたいい会社)
青島さんたちは「基本的には」サポートを
していないのだけど、、、

それでも、やっぱり専門的なことは
開発者である青島さんしか対応できないことも
たくさんあって。

そういう専門的な事を青島さんに聞きたいひとは、
青島さんに直接きける、、、しかも並ばずに、
優先してお答えしますよっていうオプションサービスがある。

痒いところに手が届くサービスだと思う。

ココパスといっしょで、並ばなくても
優先して、ダイレクトに青島さんとやりとりできる
というものだ。

時間の価値をよくわかっている人ほど、
このサービスは嬉しいものだろう。

ココパスといっしょで、
時間や特別感に訴求したものだ。

なんだか長くなってしまったけど、
ビジネスをやっている人には、
けっこう大きなヒントになると思う。

今の時代にマッチしているサービス
というのがポイントだね。

痒いところに手が届くサービスとして
「時間」を見直してみてほしい。

ではでは、今日はこのへんで。

島田晋輔

PS)

城ドラの話題をだしたので、
城ドラ開発者である森山さんのインタビューを引用しよう、、、

森山:売り切りにしろガチャにしろ、ビジネスモデルがあってはじめてゲームがつくれるわけです。ガチャ以外の新しいビジネスモデルができれば、有能な人たちがいろんなゲームデザインをその上に載せていける。そうなればもっとジャンルが増えて、もっとユーザーの選択肢も広がりますよね。

安藤:新しいビジネスモデルへのチャレンジは、かなり勇気がいると思うんです。その時、森山さんの支えになるものってなんでしょうか?

森山:スタッフに理解があることでしょうか。城ドラでガチャをやめようと言った時も、全員賛成してくれました。失敗したらボーナスが出ないかもしれないよと言っても、やってみたいと言ってくれたんです。あとうちは上場していないので、売り上げの目標がないんです。

結果、このチャレンジがなかなかうまくいってるんだよね。

このチャレンジャブルな姿勢も感じて、
城ドラは応援したくなる。

ゲームビジネスはここ数年、個人的に
強く注目してるジャンルなんだよね。

PPS)

今日の一曲はこれまた今の時代にマッチしたというか、
SNSの曲だなっていうもの、、、

このPVかっこいいよね。

で、この曲はやってたの最近知った。。



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