Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

余計なことに気とられてない?

「彼氏の有無でこの先
生きのこれるなら考えるけど…
今は必要のない事に
余計なメモリを取られたくないかな」

これはバイバイ人類という漫画の主人公マヤマヤのセリフ。

うまく言っているなあと思うので
今日は引用させてもらったけど、
こういうことって日常でよくあること。

合理的に考えたらそんなこと考えているヒマあったら
もっとやるべきことに時間やエネルギーを割く方が
建設的でなのに、どうもそうはいかない。

ちょうどこのシーンではふたりの女の子が
恋愛という情念にとらわれてる描写がされているけど、
ジョンロックも情念にとらわれてないで、
知性を正しく導き行動せよ、
と言っている。

トルストイもオルテガも表現は違えど
同じことを言っているね。

カントもアンチノミーで指摘するように
考えても無駄なことを考えてないで、
やることやれよって僕らに教えてくれる。

歴史に名を残す偉人たちが
僕らの想像の遥か上をいくほど考え抜いて
到達した境地なので、
真理のひとつだと思う。

合理的になりきれないのが
僕ら人間だけど、
だからこそしっかりと理解して、
うまくコントロールしていないといかない。

そして、これはとても不自然なこと。

見たいように見、聞きたいように聞き、
自分の考えたいような考えで考える。

それは生き物として生き残るための
培ってきたある種のストラテジーなのだから、
これに逆らって、思考やメガネを矯正すること、
トレーニングすることは、負荷のかかる不自然なことだろう。

うまくいっている人、いっていない人の違いに
「素直さ」や「我を捨てること」が各方面で言われるが
関係しているのはこういうところ。

素直さに欠け、我を捨てきれないでいるのは、
自分の結論を絶対化して、
情念に従ってありのまま生きる。

自分の感覚を信じて
ありのまま生きること、
選択していくことは
とても心地よいラクな道だけど
当たり前だが何も変化しない。

よくて現状維持だけど、
こんなブログを読んでいるあなたなら
ご察しの通り、現状維持すら難しい。

そう、ゆるやかに下降線をたどっていくのだが、
気づいたときには茹で上がっていて
もう戻れなくなってることがほとんど。

そうならないためにも
マヤマヤの指摘するように、

今は必要のないことにメモリをとられている余裕はない

はず。

もしかしたら、こーゆーやり方も、
もしかしたら、あっちの方が、
もしかしたら、これじゃないのかも、、、

なんて考えが浮かんだら
歴史の偉人たちの顔と
マヤマヤのセリフを思い出すといい。

そんなことにメモリを割く方が
不経済だから。

ではでは、今日はこのへんで。

また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

PPS)

親指シフトトレーニング76日目。

長くなってきたので、
別ページに。

今日のトレーニングはこちら



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