Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

ルーツ

ひふみいたるとお墓から見る風景自分の目線ほどにあった
山椒の葉の香りを思い出すのは、
アゲハの幼虫のせい。

葉っぱの臭いなのか、
幼虫がだす何かなのか
わからないけど、
30年以上も前の思い出が蘇る。

隣の空き地とは違って
しっかり整備された庭には
まだほんのり山椒は残っていて、
自分の背が高くなったことを
教えてくれる。

小さなころ遊び回った家も
ずいぶん古びて、
祖母の衰えと重なる。

子どものころに壁に書いた
僕のラクガキはそのままだったけど、
それ以上に、家のほこりや積み上げられた本や
新聞などの方が気になった。

当時の僕と同じくらいの年齢の子供たちを連れて、
祖母の家に訪れたのは、
1年ぶりくらいだろうか。

自分の子どものころ、よく遊んでいた
祖母の家に、同じくらいの年齢の子どもたちを
連れてくるというのは、祖母に曾孫の顔をみせたい
というよりも自分を深く掘ること、、、

ルーツの発見や再確認という意味合いを
自分では感じている。

小さなころ訪れた場所、
よく遊んだところ、
食べたものや嗅いだもの、
手触り、音も含めて自分のDNAを
カタチ作っているから。

子どものころのお決まりのように、
よく食べていた佐野らーめんを奥さんと子どもたちと
親と祖母と食べる。

祖父の墓参りをしにいく。

お父さんのお父さんのお父さんが眠る場所だと伝え、
水や花をやる。

墓場は特に好きではないのだけど、
ここから眺める景色はなかなか良いものがある。

ルーツを見つめ直すと、
迷いやブレがなくなる。

一貫性が身につく。

静かな自信と行動への確信を得られる。

コアバリューの発見やマスタープランの作成をする際は、
ぜひ自分のルーツを見つめ直してほしい。

紙とペンで書き出すだけでは
限界がある。

足を使って、自分の手を動かして、
見えてくるものがある。

せっかくのお盆休み。

ルーツを見つめ直して
自己対話してみるのも
いいと思う。

では、今日はこのへんで。

また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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