Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

あなたはそこじゃない

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ふさわしい場所がある。

どんな人にも相応しい場所があると
思っているけど、もちろんなかなか見つからない。

自分ではぴったりな場所だ、
居心地がいいと思っていても
実は自分をごまかしているだけのときもある。

不安な気持ちや不満を隠しているだけのときもある。

友達がやめときなって言うから、
家族が反対したから、
会社に迷惑がかかるから
やめておいた。

そんな理由をつけて
自分を正当化して、
いつもの場所に帰っていく。

本当の自分の気持ちはわかっているのに。

戻っていく
いつもの場所に
安心はあるのかもしれないけど、
愛はないだろう。

エーリッヒ・フロムはこんなことを言っている、、、

もし、自分の足で立てないという理由で、誰か他人にしがみつくとしたら、
その相手は命の恩人にはなりうるかもしれないが、
二人の関係は愛の関係ではない。

逆説的ではあるが、一人でいられる能力こそ、
愛する能力の前提条件なのだ。

これを引用したってことは
もちろん僕も同じように考えているからだ。

男女の愛だけでなく、
親子愛も兄弟愛も友人やパートナーへの愛も
前提にあるのは、

一人でいられる能力

だろう。

共依存の末路は誰にでもカンタンに想像できる。

しがみつく前にやることがたくさんあるはず。

誰かと対話をするとき、
ノックをするとき、
自分には十分な一人でいられる能力があるのか
と、問いかけてみるといい。

不安や恐怖から逃れたくて、
不満を解消したくて、
コミュニケーションを試みるならば、
ふたりは愛の関係になれないだろう。

自分の足で立つこと。

ひとりでいられること。

あなたはどう思う?

2016年もあと1ヶ月。

では、また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

PPS)

親指シフトトレーニング55日目。

長くなってきたので、
別ページに。

今日のトレーニングはこちら



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