Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

セールスライター起業講座。講師は楠瀬健之(くすのせたけし)さん。

秋葉原のUDX。

100人くらい会場にはきていて、
知っている人もたくさんいた。

どうやら即日満席となり、
日にちを増やしての土日開催としたそうだ。

どちらも満席、、、
200名も集まり、
事前アンケートには
70ものレスポンスがあって、
かなり熱い反応らしい。

セールスコピーを勉強し、
実践しようとしてるけど、
どう「起業」してよいかわからない、、、

もっと言うと、どうクライアントを見つけたらいいか
わからなくて困っている、、、

そんな悩みにズバッと訴求した企画だ。
(企画がヒットしたのではなく
 安いから参加者が多かったのでは?
 という意見もあったけど)

「島田さんは来る必要ないでしょ(苦笑)」

なんて、休憩中に楠瀬さんに言われた。

まあ、確かに7年ほど前から
コピーライティングには携わっているし、
5年前から起業もしているから、
セミナーのコンセプトにはあってない。

そんな僕が参加した理由は2つ。

1つは、どんな人たちが集まっているのか
観察したかったから。

相対的にコミュニティをみてみたかったのだ。

いろんなセミナーにでていると、
それぞれのセミナー、参加者にカラーがあり、
現場にいかないと気づかない細かい発見もたくさんある。

ラーメンズの小林賢太郎は、、、

「仕事の谷間には必ず『客席』に行くっていうルールがある。
 出す側から受け取る側にならないと作る体制が整わない。」

なんて言っている。

この感覚は、僕らみたいな表現者、起業家には
とても大切だと僕は考えていて、
プロジェクトやプロモーションのチューニング、
バランスを整える意味で、僕も客席によく座る。

もう1つ。

参加した理由は、
楠瀬さんがどう設計してセミナーを行うのか、
どう参加者と対話をするのか、
運営者の視点としてみたかったからだ。

プラットフォームセリングも含めて
どうクロージングするのかなあ、と。

とはいえ、コンテンツに
全く興味がなかったわけではない。

どんなコンテンツでも、
受けて(聴き手)次第で
得るものがあると僕は思っているからだ。

逆に言えば、どんなに良い内容でも、
受け手のリテラシー次第では、
価値の低いものになってしまう。。

そんなこともよくある。

読書は、読み手と作者の共同作業なんて
いう風に言ったのはロランバルトだったっけ?

そんなイメージ。

オレはなんでも知っている!
と思った時点で生き物として進化しなくなると
よく言われるように、何にも知らない、
まだまだ無知であるというほうが
知的態度としても健全な気がする。

で、今回のセミナーでも実際に
たくさんの気づきや学びが得られた。

セールスライターとして起業しましょう、
クライアントをとりましょう、
というメッセージながら、、、

ゴールドラッシュ思考のひとは退場してくれ、
というスタイルを終始貫いていた。

お宝も財宝も答えもこの世にはありませんよ、
ここでお話しするのは、泥臭い商売の話です、
といった具合に厳しい現実や実体験を
楠瀬さんの事例を交えて語ってくれた。

コピー書いて印税生活みたいなのは
まず無理ですよ、みたいなね。

でも、投資する価値の高いスキルであることは間違いないし、
自由なライフスタイルを送るためには必須です、
だけど、コピーライティングはあくまで「部分」だよ、
もっと「全体」をみて、商売の設計をしていこう
という、もっともな話だった。

現実的で泥臭い話だけど、
内容はちょっと(初心者には)高度だったかなー
という感じ。

もうすでにやってる人やクライアントを取り始めてるひとには
参考になる、というかすぐに実践できる内容が
いくつもあっただろう。

なにより、楠瀬さん自身が
ただのコピーライターでもセールスライターでもないしね。

コピーも書いていないって本人も言っていたし、
テンプレ使ってるって公言していた。
(ただコピーのスキルレベルは高いよ)

僕からしたら、楠瀬さんは事業家。

ビジネスモデルをつくったり、最適化させたり、
アイディアをだしてカタチにしていくのが
うまい人だと思う。

本人もリサーチが一番好きで、
どこにお金(リスト)が眠っているかを
よく考えていると言っていた。

マーケッターとしてもオフラインの広告ばかり使っていて、
どちらかというとネットは苦手だと思う。

もちろんホームページやYouTubeなんかと組み合わせて
O2Oも行ってるけど、FAXDMや折り込みチラシ、テレアポなどの
事例もたくさん公開していたし、今でもオフラインを
マーケティングチャンネルの得意な武器としているようだった。

FAXで1件、70億円の受注をとった話もおもしろかったし。
(カラクリを知らないとマネしても結果でないけど)

うまくいっているセールス導線や
販売モデルの話もおもしろかったし、
実際に僕も共感するところがたくさんあった。

前半の方が勢いがあったように感じたけど、
後半は尻すぼみ、そしてプラットフォームセリングも
もう少しできたんじゃないかなあ、という印象。

全体的にはおもしろかったし、
ランチや懇親会のときに
久しぶりにゆっくり話せたひともいて
良い1日だった。

今日は新宿でワイズマンのコンテンツメイキングゼミ&新年会。

どうやらカントとショーペンハウアーを引き合いに
コンテンツメイキングに関して、話すらしい。

やばいね。

島田晋輔

PS)

昨日、公開した三浦さんのインタビューはみた?

彼もなかなかおもしろい生き方しているよ。

PPPS)

そうそう、引用したラーメンズの小林賢太郎さんの動画はこれ、、、

PPPPS)

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