Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

オムツとカレー

「ぎゃー、うんちはいってるー」

沖縄での最終日、長男のひふみが
ゴミ箱をみて、驚く。

驚いて騒ぐひふみに対して、

「違う違うカレーだよ(笑)」

と、僕の奥さんは答えてる。

鳥取に帰るということで、
食べきれなかったカレーをゴミ箱に
処理したものをひふみが見て、
勘違いしたらしい。

なぜなら、、、

ゴミ箱には、
次男のいたるの使用済みオムツが
いっしょに捨ててあったからだ。

使用済みオムツと
カレーがいっしょに捨ててあったら、、、

それは勘違いするだろうな、
と思った。

このことを沖縄の帰り道に話していたんだけど、
同じような体験を僕もいくつかしたことある。

介護の仕事をしていたときのこと。

交換研修ということで、
他の施設に体験に行ったときの話だ。

そこの施設は僕が勤めていた施設と
同系列で、制服やら備品やらを同じものを
使用していた。

当然、利用者さんが使うものや
職員が使うものもいっしょなのだけど、
使い方がちょっと違っていた。

お昼休憩のとき、、、

「はい、どうぞ」

と言ってだされたお茶。

(このピンクのコップって・・・)

お茶をありがたく受け取りつつも
ちょっと僕は驚いてしまった。

なぜなら、職員がお茶を飲む用に
使っているコップは、
僕が勤めていた施設では、

利用者さんの入れ歯入れに使用しているコップ

だったからだ。

もちろん、僕が体験に行った施設では
職員のみんなが使う共用コップってことで
みんながこのピンクのコップで
お茶を飲んでいたのだけど、、、

キレイなコップなはずなのに、
ちょっとお茶を飲むのに抵抗があった。。

普段、自分が働いている施設では
入れ歯入れとして使用し、
ポリデントなんかを入れているコップ。

ここでは入れ歯入れとして使ってなく、
職員がお茶を飲む用に使ってるのだが、
みんながこのピンクのコップで
お茶を飲んでいる光景が異様に
見えてしまったのだ。

バイアスがかかっている。

僕たち人間は、同じものを見ても
バイアスがかかって自分の都合で見てしまう。

オムツ+カレーで汚物に見えてしまった
ひふみといっしょのように、、、

僕が介護施設でピンクのコップで
お茶を飲むのに抵抗があったように、、、

誰しもが自分の色眼鏡から自由になれない。

なにかを伝える時も、
受け取る時も、
バイアスがかかってしまう。

18度の井戸の温度は
冷たいとも暖かいともとれる。

どう捉えるかは結局、
自分次第なのだ。

もし、なにかの現象で
感情が大きく揺れたのなら、、、

感情に振り回されずに、
一度、深呼吸をして自分の色眼鏡を
見直してみるといい。

バイアスによる勘違いのことが
よくあるからだ。

島田晋輔

PS)

そうそう、同じような話で
市が指定しているビニールのゴミ袋に
ゴミ以外のものを入れるのにも抵抗がある。

未使用なキレイなビニール袋でも、
「ゴミを入れる袋」と印字されているだけで、
例えばお気に入りの服とか
子どものおもちゃとかを
入れることはできない。

こういうのって意外に
みんなは抵抗ないのだろうか?

PPS)

伊沢さんの話といい

「あああーっ これはわたしのイメージじゃあない……
 トイレでの災難はポルナレフの役だ!」

と言うアヴドゥルの話っぽくなってきたな。

PPPS)

今日の一曲はこちら、、、



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