Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

インド旅行記。まとめ。

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インドツアーに関していろんな切り口で
書き続けることできるのだが、
そうするとインドブログになってしまうので、
もう今回総括をしてひと段落しよう。

まずは今回のワイルドサイドツアー。

幹事のかんちゃんが言っていたけど、
これは移動型ミーティングだと。

サイトシーイングしにきたわけではないから、
いわゆる名所と呼ばれる場所をまわらなかった
(ガンジス川くらいかな?)ことからも
よくわかる。

遊んでるようで仕事をしているようで、
それは作業的な何かというより、
同じような価値観、考え方をもったみんなで
違う場所で同じような話題で交流しながら
移動をしていくそんなイメージだ。

空間が変われば同じトピックで話しても
ずいぶんと違った表情をみせるもので、
それは発する側も受け取る側にも
いろんな気づきを与えてくれて
安っぽい表現かもしれないけど、
お金では買えないなんとやらが
手に入るってもの。

うまく言語化できていないかもしれないけど、
参加していた部員たちも少なからず
同じような感じを受けたようにも思う。

さてさて。

みんなの前でも話したけど、
個人的な今回のテーマは
リセットだった。

インドという地に何かを求めていたわけではないが
身も心も整理整頓、、、限りなく透明に近く、
ゼロにもっていく、、そんなイメージを抱いていたのだけど、
終えてみて振り返ると、照準が甘かったな、と。

額に油を落として、
ガンジス川とトイレにすべて流したようで
いやはや自分でもいろいろ囚われ過ぎているな、と。

iPhoneや財布、パスポートあたり無くせば
また違ったと思うけど、やっぱり僕の手元に戻ってきてしまい
なかなか次に進めないなと思うばかり。

アスリートでもアーティストでもそうだと思うのだけど、
ここぞという照準の合わせ方が上手なひとが
一流には多いように思う。

調子悪くても調整してくるみたいな。

のらりくらりとやり過ごすタイプの人間もいるけど、
そして僕もそうなのかもしれないけど、
あるがままに自然体に身を任せて、は
さすがにコンセプトとずれていくな、
というのを旅をしながら感じた。

最近、焼肉とか食べると胃がもたれて
身体の老いを感じるのだが
それに近いものを旅中にも感じた。
(積極的にトライしては敗北感を味わったり)

僕は(自己認識では)わりとタフな方で、
気合いとか精神とかで乗り切れてしまうのと思ってるのだが、
それには今まで若さというものがあったことを
認めざるをえないだろう。

30代半ばでこんなことを言っているのは
年寄り臭いと思わなくもないが、
10代、20代の自分とは違うのだというのを、
当たり前だが「若さ」というものに頼ってはダメだというのを、
よく受け入れてもっとチューニングしていく必要があるな、
というのを感じる。

感じさせてくれた旅だった。

愛は技術であるとフロムは言ったが、
想いや気合いだけでどうにかするステージを卒業して
年相応の技術というものの修練こそが
今の自分の課題かと思う。

初期衝動で突き動くバンドマンや
血気盛んな新人ボクサーとは違って、
ベテランにはベテランの良さ、
生き方というものがあると思う。

GOGOと勢いばかりではなく、
ありのままでいいのよ、と夢想家に陥るのではなく、
着実に地に足をつける「技術」を身につける。

スピリチュアリティに明るい人は、
スピリチュアルな世界は願って待っていても
降ってくるものでも偶然の出会いでもなく、
努力の先にしかないことを知っている。

ふわふわっとしていても
神の声が聞こえるわけではなく、
なにかを身につけても、
アイテムを使って占っても
答えがあるわけではなく、
やはり自分で調律していかないと
いけないみたいだ。

若い女性じゃなくても
年取った女性にも魅力がある、
枯葉が綺麗なように、
みたいなことをオノヨーコが言っていたと
記憶しているが、やはり相応しさ
自分にあったサイズ感、スタイル、
生き方に寄り添っていく必要があるな
というのが旅の総括。

なんだかインド料理みたいに
消化のよくない記事になってしまったけど、
これにて。

また明日。

島田晋輔

PS)

最終日にみんなで投票して決まったベストインディアはこちら、、、

2016 wildside tour
Best of india

Best Place:OOTYの朝食テラス
Best Food:タンドリーチキン(ガネーシャレストラン)
Best haruka’s hair:三つ編み@ガンジス
Best Photo:パーティは死にかけ
Best Word:カレーにはじまりカレーに終わる

ベストフォトの「パーティーは死にかけ」は
この記事のサムネにしたので確認してほしい。

フォトグラファーはイノック。

選考をしたチャマンによると
これがナチュラルなインドだ、と。

ベストプレイスのウーティの朝食の様子は
この記事の冒頭に。

かんちゃんのブログから拝借。

PPS)

今日の一曲は、インドといったらこの楽器な一曲、、、



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