Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

VIPコースのプライベートセッション。

グレイトジャーニーのオープニングセレモニーを
今夜開催するのだけど、セレモニーの前日の昨日。

VIPコースのメンバーを招いてのプライベートセッション
(というか美味しいご飯を食べる会)を行った。

「左手に小野さん、右手に島田さんなんて贅沢ですね」

と、会食の席で参加してくれたVIPメンバーさんは
言ってくれていたけども、
プライベートセッションを行う
会食にふさわしい京料理のあのお店で
時間を過ごした。

年末にみんなで熊や猪、鴨などのジビエを
いただいた以来で、今回は蟹を食べようと。

蟹料理を出すのに修行をして、
蟹の仕入れ金も自己負担で
(たしか2000万くらいだったような)
蟹を茹でる専用の釜もつくり、
蟹を食べる用の専用のエプロンまでつくり
といった徹底ぶり。

ここに来ていつも感じるのは、
食材を活かすことと
丁寧な調理。

それとリズムというか
全体のストーリーもね。

19時に入って食べ終わる22時まで
ノンストップで3人で食べてたけど
けっこうな量でもどんどん入っていく。

「同じものを同じ量食べても
順番によって全然違うんですよね」

とご主人は言われていたけど、
ほんとそうで、
おなかもそうだけど、
口の中も含めて
食後感が心地よいというか
メリハリがある。

美味しいだけでなくて
このダイナミズムは
ビジネスとか人生の勉強にもなって
やっぱり食って大切だよなあ
と感じた。

誰といるかで人生かわるって
よく言われているけど、
誰とどこにいるかでも大きく違う。

木こりの精神は木でもなく木こりでもなく
木を伐っているその全体に宿っているのだ
とベイトソンがいうように、
こういった全体の文脈や関係性にこそ
大きな意味もあるし、価値もあるのだろうな
とよく思う。

ご主人も言われていたけど、
今の時代はいろんなものがでてきてるから
腹を満たすだけだったら簡単だし、
誰もできる。

蟹をシンプルに茹でたものを
いただいただけでなく、
これで最後なんですよ、
とご主人の配慮で
天然の鴨もいただく。

今年の11月までこれは食べられません
と言っていたので、参加したVIPメンバーさんは
ラッキーだったと思う。
(僕らは年末のジビエスペシャルのときにいただいた)

グレイトジャーニーのVIPコース限定の
プライベートセッションは、
季節に応じて年に4回。

プロジェクト側で会食費用も
全て持つので、
ずっとこの調子だったら
予算オーバーだよな、
なんて苦笑いをしつつ
VIPメンバーさんは
至福の贅沢な時間を過ごせたと思う。

誰といるのかも大事だけど、
どこにいるのか、
どんなタイミングでいるのか、
その場や時によって話す内容も
ずいぶんと変わってくる。

同じ料理を同じ量食べても
食後感が異なるように。

“プライベート”な名前にふさわしい
セッションは場所と時間選びから。

もちろんオープニングセレモニーに
先駆けて前日にセッションを開催したことも
こういった背景があって。

空間や時間をデザインすること、
それが至福の特別感の演出となる。

打ち合わせのときに
お姫さまを扱うような気持ちで
VIPコースは設計していきましょう、
と小野さんに伝えたのはここだけの話。

喜んでいただければ。

では、また明日。

島田

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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