Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

赤面症で悩む女の子

和田 『嫌われる勇気』では、とてもわかりやすい実例がいくつも提示されています。たとえば赤面症で悩む女の子の話が出てきます。彼女は赤面症を治して好きな男性に告白したいと言うわけですが……。

岸見 赤面症に限らず神経症の人が、「この症状を治してほしい」と言ってカウンセリングに来ることはよくあります。赤面症の彼女も「治してほしい」と言葉では言うのですが、実は治ってしまうと困るのです。なぜなら、治ってしまうと人とのかかわりが始まるからです。今は「赤面症だから、男の人とお付き合いができない」と言い訳ができても、赤面症が治ったら好きな男性にアプローチしなければならない。それで振り向いてもらえなかったら、ひどく傷つきますよね。それが怖いから赤面症という原因を作っている可能性がある。「男性にアプローチしたくない」という目的を果たすために。だから、症状をどうこうしようという話はカウンセリングではしません。

和田 何の話をするんですか?

岸見 人は一人では生きていけません。人と交わることで傷つくこともあるし、裏切られることもある。しかし、そういう経験をしなければ、他者と深い関係に入ることができない。深い関係にならなければ、生きる喜びも得られません。だからあえて対人関係の中に入り、そこでいろいろなことを経験して生きる喜びを感じてほしいといった話をします。

引用:ダイヤモンド社書籍オンライン


これは「嫌われる勇気」の著者の岸見一郎氏の対談インタビューから抜粋したもの。

大ヒットした「嫌われる勇気」に出てくる赤面症の女の子の話。

赤面症を治したいと表面的には言いつつも
治ってしまうと困るという。

本で出てきたエピソードだと、
告白できずにもじもじしていたら
逆に意中の相手から告白されて
みたいな感じだった。

だから、

告白して嫌われることがなくなったから赤面症がなくなった

とまでは書いてはいないけど、
そういったメッセージ。

実際にカウセンラーである岸見さんのもとには
この手の相談があるらしく、そういうときは
こんな感じで言うらしい、、、


私は彼女にこう説明しました。あなたは、「自分は赤面症だから男の人と付き合えない」と考えているかもしれないけれど、実はそうではない。付き合いたい人に告白して、フラれる怖さから逃れるために赤面症という言い訳を用いる、だから、あなたにとって赤面症は必要なのだから治そうと思わない方がいいよ、と。


よくある忙しいとか時間がないという言い訳だけでなく
体調が優れないとか、気分が乗らないとか、
そういったものも「必要な言い訳」だと言う。

嫌われる不安。

失敗する恐怖。

つまりは、自分がつくりだしている妄想が
体調面にまで影響を及ぼしているということ。

カウセンラーの岸見さんは無理に治そうとせずに、
傷つくことがあっても他者との深い関わりをもつように
すすめるという。

結局は妄想が生み出している痛みや恐怖などなら、
飛び込んでいって現実の世界をみる。

現実の世界では何かしらの結果がでるので、、、

赤面症は彼女にとって、「男と付き合えない」自分を受け入れるために必要な言い訳でした。だけど、そんなものは必要がなくなったのです。


赤面症は言い訳だった。

だから、
必要なくなったとき、
症状もおさまる
と説明する。

岸見さんいわく相談者の多くは

「かわいそうな私」「悪いあなた」

という側面にばかりフォーカスしがちだから、そこを

「私には何ができるのか」

に変えてあげる、と。

まさにアドラーの言う課題の分離。

私も相談者とお話しするとき、「つらい、つらい」とばかり訴える人とときどき出会います。「私はこんなにつらくて、こんなに大変で」と。これは「かわいそうな私」ですね。一方、「夫は帰りが遅くて、お酒ばかり飲んでいて、私の話を聞いてくれない」と「悪いあなた」ばかり話す人もいる。


誰かのせい、環境のせいにしたら
なにも変わらないし、解決しない。

不安や恐怖が訪れたとき、

「私には何ができるのか」

と質問を変えてみよう。

つらいつらいと言っているより、
あいつが悪いと指摘しているより、
ずっと輝かしい未来が待っているはずだろうから。


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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