Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

私と私たち…

From;秋山大介

久々に外で書いています。

今日は朝から打ち合わせが続き、
夜まで埋まってしまっているので、
こうやって合間に書いています。

さて、そんな中、あなたにお届けしたい話ですが、
それは、私が感じるこんなことです。。。

「私たち」vs「私」

さて、何のことだ?と思うでしょう。

これは何かというと、
その人の会話の主語の使い方です。

 

私は正直言って、
あまり人間付き合いがうまい方ではありません。

それこそ、妻から

「私の友達とバーベキュー行っても楽しめないでしょ?」

と言われるくらいです。

決して協調性がないというわけではないのですが、
(いや・・・ないか?汗)
あまり人付き合いが上手くありません。

 

だから、例えば幼児教室で、
自分の子どもでない子どもに

「おっ、すごな〜、できてるな〜!」

なんて気軽に声を掛けることはできません。

そんなこともあり、
私はいつも妻に、あのお父さん羨ましいよ〜と言っています。

ですが、、、
それに対し妻は

「いや、あなたは一生かかってもできないでしょ」

と言われる始末です、、、

 

そんな私ですが、
最近、特に難しい場面に遭遇する機会が多くなりました。

それが、

主語を「私たち」と使う人は話が合うが
「私」と使う人とは合わない

ということです。

 

詳しく説明すると、主語を私たちと使う人は、
常に視点が、私や自社ではなく

「世界」「日本」「業界」

という視点で見ています。

反対に、私が主語をよく使う人は、
常に視点が

「私にとってメリットがあるか」
「自社にとってめリットがあるか」

という視点で見ています。

 

もう、この時点で解説は不要でしょう。

これが交わるわけがありません。

決して、自分すごいだろ!と言いたいわけではないのですが、
例えば、私は父が急死し、会社を注ぐときはじめに考えたのは、

「この会社が置かれた環境」

でした。

なぜ、それを考えたかというと、
その環境が分からなければ、次の手立てを考えられないからです。

市場として限界なのか?

まだ伸びるのか?

など、そういったものを調べました。

そして、そこで分かったのが、、、

「建設業界の人口が20年前と比べて半減している」

ということでした。

 

その事実を知った私は、この2つを考えました。

◯自社を筋肉質の強い会社にする
◯業界のために動く

特に、強いのが2つめの「業界のため」でした。

 

そもそも、業界人口が減ればどうにもなりませんので、
とにかく、そこにアプローチしなければと
この7年間一心不乱にかけてきました。

ですが、、、

なかなか、頭ではわかっていても、
そこに賛同してくれる人は少なく、
もしくは、表面上は賛同してくれても、根っこは賛同してくれず、

いつしか、私の周りには

「私」が主語の人ばかりだということに気がつきました。

 

そうなると、何を話してもまとまりません。

 

だって、そうですよね・・・

片や業界全体のこと、片や自社のことですから。

 

業界全体のことは、必ずしも自社に良いとは限りません。
でも、その「我(が)」を捨てない限り、

「鏡(かがみ)」の「が」が外れて「神」が宿ることはありません。

 

だから、今私の家業の界隈では、
「我」がたくさんでています。

そういった意味では、

「私たち」という主語を使うには、
「我(が)」を捨てないといけないのかもしれません。

 

でも、それが一番難しい。。。

とはいえ、そこを捨てないと、
この業界の未来はない。

 

なんだか、こんなことを考えることが
最近多くあります。

ここから私もどうしようかまだ決めていませんが、
本当に、どうしようと悩むところです。

全員が「私たち」という主語を使えるようになければ・・・

そうすれば、本当の意味で業界が盛り上がるのではないでしょうか。

う〜ん、悩ましい。。。

ー秋山大介

 

PS)

「今日の一冊」は、こちら、、、

実は、この本…表現はあえて天才などとなっていますが、
まさに、今日の話のことが書かれています。

主語を私たちと考える人は悩むのですね。。。

 

PPS)

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この記事を書いた人

経営管理修士(MBA)を取得しておきながら「倒産寸前からV字回復を経験」した経営コンサルタント。倒産させたら「経営管理修士(MBA)はしょせん実践では使えない…」と言われてしまうと思い、その知識を使いつつ地べたを這いつくばる戦略でV字回復させる。得意分野は「人材育成」「マーケティング」。 現在は、これまでの経験を活かし、家業の会社を経営しながら、コンサルタントとして活動中。顧問先からは、経営者の視点での人材育成やマーケティングのコンサルティング手法に定評がある。

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