Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

最近のお気に入りの場所「インターメディアテク」

再構築をテーマに掲げた2018年も
残り2ヶ月くらいなわけですが、
周りの助けもあって
見定めた方向感で進んでおります。

手段と目的の一致したやるべき事が
山積みではありますが、
それでも順調といってよいでしょう。

再構築というテーマ達成のために
上げているキーは「感性」。

このブログ上でも何度も取り上げてきたので
馴染みあると思いますが、
人付き合いであっても仕事選びであっても
今後のライフスタイルを考える上でも
感性というフィルターを最終チェックポイントに
据えることで随分と視界がクリアになるものです。

一緒に食やお酒を共にしたり、
音楽や映画を愉しんだり、
スポーツに興じたり、
どんなシーンでもいいのですが
感性の重なり、一致不一致でチェックすると
だいたいが揃ってくるものです。

知性や理性も大切ですが、
感性で判断する
という基準を設けてから
随分と困難と友達になれたものです。

さて、そこでインターメディアテクです。

ワイルドサイド部、グレートジャーニープロジェクトを
共にしている牧さんや懇意にさせて頂いている先生から
勧められた場所だったので、先月、訪れました。

それから僕の感性にどハマりしまして、
東京の数少ないお気に入りの場所となり
ブログにも取り上げようと思った次第です。

東京駅KITTE内の学術文化総合ミュージアムなのですが、
こんなところにこんな穴場があったのかという驚き。

東大が所蔵する学術標本などを展示する施設で、
秋篠宮家の長女、眞子さま自らが公募に応じ、
選考を経て採用されて非常勤として
働いていた場所としても有名ですね。

骨格標本、博物標本、産業プロダクト
が必要最小限の言葉で説明され
展示してあります。

パンフレットから引用しましょう。

19世紀的な意味での博物学は、そもそもが予期せぬ出合い、思いがけぬ発見を前提とするものであった。20世紀は19世紀博物学が有していた「混沌世界」を、学術の名のもとに葬り去った。標本庫を整序し、より合理的な世界へと再整備することを是とし、それに邁進してきた。

しかし、その結果はどうであろう。理解し易いものが善とされ、すべてが平均化、平準化し、はては陳腐化を招くことになった。その結果、ミュージアムでの鑑賞体験も、特段に珍しいことでなくなり、より「文化度」の高い市民生活が実現しつつあるというのが、一般的な理解である。

しかし、本当にそうなのか。自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場を、来館者、とりわけ若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間。「インターメディアテク」(IMT)の目指すものはそこである。

クラシカルなものを扱いながら、新しい挑戦がある。

そして、愛情と希望に溢れた
強いメッセージに感動したのだと思います。

お勧めされて
予備知識なしで行ったのですが、
場の持つエネルギー、空間の雰囲気、
知性と美の同居したプレゼンテーションに
言葉を失いました。

IMTの西野嘉章館長は、ユニークな展示方法について
こんな風にいっているらしいです。

「『視る』という体験の豊かさへ人々を誘い、『創る』という行為の楽しみを万人と分かち合いたい」

コンセプトが明快で力強い。

しかも、ここ入場無料なんです。

全てが徹底的にデザインされていて
美しい。

こんな素敵な場所が無料だという事に
驚きましたが、無料にも無料のメッセージがあるんですよね。

チャットワークでこんな風に教えてもらいました。

たくさんの子供から数百円の入場料を徴収するよりも、文化を重んじる大人から1億の寄付を集めて運営したい、という矜持で成立していると聞きました。

想いや使命、志、人生のテーマ、
MVV…

言い方は何でもいいのですが
こうやって滲み出て、
全てにリンクしてくるんですよね。

過不足なく高い次元で
統合されている美しさ。

感性に響きました。

東京駅前にあるので、
もし僕と感性の合いそうな人が
いましたら足を運んでもらえれば。

僕のブログやメルマガのコンテンツ、
メッセージ、チョイスする音楽に全く何も
感じなかったらインターメディアテクも
楽しめないかもしれません。

相性ってありますよね。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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