Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

映画『プーと大人になった僕』は禅問答のようなコーチング映画だった

「ぼくは“何もしない”を毎日やっているよ」

とプーさんは言ってました。

1926年に発表された小説
『クマのプーさん』。

ディズニーにより実写化されたので
子供達と吉倉さんと観てきたのです。

子供達のリクエストもあって
吹き替え版を観たのですが、
これはこれでよかったですね。

主人公のクリストファーロビン役を
演じるユアンマクレガーの担当は
堺雅人。

堺雅人の顔がチラつくから
ミスマッチという声もあるようですが、
僕としたら背景や立場、キャラクターなど
堺雅人がぴったりだったかな、
と思います。

ネタバレも含むのでイヤな人は
続きを読まないことをお勧めします。

イントロダクションを
公式ホームページから引用しましょう、、、

「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」くまのプーさんと大親友の少年クリストファー・ロビンが交わした約束と、一緒に過ごしたかけがいのない日々との永遠の別れ──。
ロンドンを舞台に、主人公の大人になったクリストファー・ロビンと、100エーカーの森を飛び出したプーさんと仲間たちが繰り広げる物語。親友プーさんとの奇跡の再会によって、クリストファー・ロビンが、忘れてしまった「本当に大切なモノ」を思い出す感動のドラマ。


とあります。

派手なアクションシーンや演出はありませんが、
ディズニーらしく仕立ててあって、
なおかつメッセージ性も強い社会派の作品として
仕上げられているように感じました。

「プーさんコーチングだったね」

と吉倉さんと話していたのですが、
本質的でピュアな問いを
可愛らしいプーさんがスクリーンを通して
僕らに投げかけてくれます。

「何もしない」が最高の何かにつながる

と子どもの頃は言っていたのに、
大人になって軍人も経験し、
結婚をして、家庭を持ち、
父にもなって、会社でも役職がある。

いつのまにか“役割”を全うしなくては
いけなくなっている。

大人には責任があって
いろいろやらないといけない、、、

締切間近でもう時間がない、、、

やりたいことあるけど、
将来の夢のために今は
忙しくてもがんばらないといけない、、、

こんなことを一度でも思ったことあるならば、
プーさんの言葉が響くと思います。

最近、口に出して言ってしまっていたとしたら
なかなかの末期ですね。

「君は君でしょ」

そんなにいろいろやらないといけないの?

役割を全うしないと自分でないの?

がんばる必要ある?

まるで禅問答のようだと思える
問いかけが終始展開されていて、
映画まるまる一本通しての
コーチングのようになっています。

自分を縛っているのは自分自身
という僕の信念にも通じるところがあります。

印象的だったのは、
プーさんが赤い風船を欲しがるシーン。

クリストファーは
そんな風船使えないから要らないでしょ!
と使える・使えない、
役に立つ・役に立たない
で断ろうとします。

でも、プーさんは、、、

風船をもってるだけで幸せな気持ちになれるよ

と本質的な切り返しをしてくるのです。

使える・使えない、
役に立つ・役に立たない
で判断してしまうのは
まさに頭デッカチな大人の色眼鏡であって
プーさんや子供達(かつて僕らも子供達だった)には
重要ではないのです。

これってブーバーで言うところの
我ソレ-我汝にも通じる話で本質的。

使える・使えないで人や物をみていると
相手からも同じようにみられるというものですね。

風船とハチミツだけではやっていけないんだ
みたいなことを大人になった
クリストファーはプーさんに言いますが、
分かる分かると思ってしまうのは
童心を忘れた病んだ大人達なんでしょうね。

子どもにとっても良い映画だと思いますが、
それ以上に最近疲れている大人や人生の迷子に
なっている人、がんばってるけどなんか
やりきれない人やモヤモヤしてる人には
スッキリするヒントが隠されていると思います。

ただ皮肉なのは、
クマのプーさんの実写映画が
人生の大切なことを
思い出させてくれるよ
と伝えても、

そもそも忙しい人は後回しにしたり
言い訳をして観に行かない


ということ。

アイロニーに富んでいますね。

忙しい人や行き詰まってる人に
おススメの映画ですが、
このブログ記事を読んでいる人たちのうち
何人が実際に足を運ぶのか
個人的には興味あるところです。

「いやー、おもしろそうだし、
興味あるんですけどねー」

とい言いつつ行かないのが
まさにプーさんが映画の中で指摘する
“オトナ”ですから。

「行ったことのないところへ進まなきゃ」

とプーさんが言うように
普段、映画を観ない人や映画館に行かない人にこそ
ぜひぜひ足を運んでもらえたら。

となんだか映画の広告担当っぽくなってますが(笑)

キャッチーでかわいらしくて観やすいわりに、
学びの多い映画かと思いますよ。

ぜひ観たらコメントやメッセージをくださいね。

「どこかへ行きたいと決まっていると、どこかが来てくれる」

というプーさんのセリフにあるように、
この記事を読んでいる時点で、
あなたの中に何か新しい芽が
生まれているのかもしれませんね。

毎日が最高の一日です。

ステキな10月2日をありがとう。


島田晋輔

PS)

トレインスポッティング2や美女と野獣、
スターウォーズなど全て映画館で観ていて
ユアンマクレガーには縁があるなと思う今日この頃。

PPS)

一緒に映画を見に行ってくれた
吉倉さんがこんなテキストをくれましたので、
プレゼントしますね。

島田さんが、「くまのプーさん」だった日


「一緒に映画でもどうですか?」
台風が直撃するとニュースを読んでいたら突然、島田さんから連絡があった。

島田さんは、ご自分のマーケティングの仕事をされながら、個人で起業したい人支援のコミュニティを運営している。私は、その第1期生だった。3年の間に、島田さんはコミュニティ参加者に色々と起業のイロハを伝え
参加者は実践していくというスタイル。

昨年末に私の在籍が3年経ったのでそのコミュニティから卒業することになった。それ以後は、島田さんとお会いすることもほとんどなかったのだが、久方ぶりの連絡が、台風直撃当日のこの連絡だった。

台風がやってくる……しかし、声掛けしてくださったのは島田さん……

島田さんには長い間お世話になった。台風は、とても強いとはニュースで報道されていたが、映画を一緒に観に行くことに決め、島田さんとの待ち合わせ場所へ向かった。

雨足は段々と激しくなっていた。

上映館の近くには、座って待つ場所があり、そこに島田さんの姿があった。島田さんの両側には小さなお子さんと小学生くらいのお子さんがいた。この天気の中、島田さんは二人のお子さんの子守の真最中だった。

観る映画は「プーと大人になった僕」だった。「上の子がこの映画を観たいと言っていたので、この映画にしました」と、島田さん。

日頃、私は映画を観る機会がない。というか、映画を観に行けるような何もしなくて良い日なんてほぼ無いし、
日々追われているので、映画を観に行ける気持ちの余裕がない。

昔は、自宅で映画のDVDをよく観ていたものだが、今では、部屋ですら映画を見ることはない。稀に観てもアクション映画が多いから、ディズニー映画によくある家族で観に行くような映画はまったくない。つまり、この映画は、私が選択するカテゴリから全く外れていた。

「プーと大人になった僕」、この映画は大人のファンタジー。昔は、くまのプーさんと遊んでいた主人公のクリストファーが大人になって日々に忙殺されて家庭も省みることも難しい時に、長年振りにくまのプーさんと再会して、大切なものを思い出していくといった内容。「何もしないをするのに忙しい」というメッセージを言葉にして伝えていたが言外に「もう少し人生を楽しもうよ」という声が聞こえてきた。

……映画の内容は、どうやら私に当てはまっているらしい……

映画を観終わった夕方、外の街路樹は、激しく左右にふり乱れていた。そろそろ暴風域に入ってきたようだ。

この日島田さんは、お子さんたちをお家に送った後に仕事で東京に向かう予定……だったのだが、この台風でこの日の移動がどうなるのか怪しくなってきた。
とりあえず、お子さんを家に届ける島田さん。私には「1時間半くらいかかりますけどまた、N駅まで戻ってきます」と言って地下鉄に乗っていった。

島田さん、東京に行けるのか……心配になりJRで新幹線の運行を確認すると既に全線運転見合わせとなっていた……その日の島田さんの東京行きはなくなった。iPhoneで本日の東京行きができなくなった旨を伝える。

「それでは、明日の都合を考えてN駅前周辺のホテルで今夜泊まります」との返事があるが一体この状況でどこに泊まるのだろう……

N駅前辺りの人手は、とても休日の夕方には思えないくらい人通りはなく、台風のために店を閉めてしまっているところがほとんど。

私は自分の家に戻れるのだろうか……不安になって、市バスの運行を確認するためバス停に向かったが既に運休になっていた。

私鉄は既に運休になるのは知っていたから、私が帰れる手段は地下鉄のみ。地下鉄の運行を確認するため、改札口へ向かった。ここが動かなければ、私は本日、家に戻れないことになる。

雨風は一旦和らいだ。嵐の前の静けさとはこのことか……

改札口で確認したら、私が帰るための地下鉄線は、どうやら運行しているが……いつも降りる駅の一つ前までの運行となっている。そこからは、市バスも何もなく雨風の中歩いて帰るしかなくなる。さて……どうする……

ん?ということは、島田さんがN駅前まで向かう地下鉄線も途中までしか運行しないのでは?
イヤな予感がして、地下鉄で駅員さんに島田さんが乗っている地下鉄の運行状況を聞くと、もう終点までの運行は見合わせになったようだ。終点まで向かって行った島田さんがこのN駅前まで戻れる地下鉄線はもうなくなった。

島田さんから、「私のことは構わず、すぐにお家に帰ってください。帰れなくならないように。」との連絡が入る。島田さんには、申し訳なかったが帰るしか方法はない。また、いつか会える日もあるかも。私は帰路に足を進めた。

結局、私は一つ駅まで歩き、そこでタクシーを使って帰った。多少濡れたものの被害は特にはなかった。

帰ってからしばらくして島田さんから電話が入る。「無事着きましたか?プーさん、どうでした?」
島田さんと映画の感想をしばらく話した。映画の中の「何もしないをするのに忙しい」というのは、禅問答とか、哲学のようですね、などと話しながら、また、会いましょうと言って電話を切った。

電話を切って暫くしてから、おどろおどろしい雨風の音が部屋の窓を叩いた。

最近、日常に若干疲れている私に、島田さんの突然の電話から始まった島田プーさんストーリー。クリストファーの前にプーさんが時を経て現れた映画の内容にダブって見えてきた。

もう少し、人生を楽しもう。

≪終わり≫


吉倉さん、ありがとうございます。

吉倉さんもプーさんのように
周りから愛されるキャラなんですよね。

ディズニーとタイアップして
アニメ化もいいかもしれませんね。

PPPS)

今日はプーさんの予告編をどうぞ、、、




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