Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

僕の10年

木坂さんと久しぶりにゆっくりと深く話して
いろんな気づきをもらった。

いろんなテーマの話をしたのだけど、
メインテーマは「僕の10年」。

木坂さんと出会って10年くらいになるけど、
この10年間はたったひとつの大きな命題に
取り組んできた、という話をした。

その命題のひとつの解が導き出されたので、
ご相談をといった文脈だ。

この命題に関していろんな人と話してきたし、
いろんな意見をもらったけど、
やっぱり木坂さんが一番深く理解してくれていて、
端的に症状と解決策を言い当ててくれた。

この明快さが木坂さんならではだよね。

まず、一般的には理解されないだろうけど、
島田さんはそこにロマンを感じていて
一生をかけて取り組みすぎている、と。

例えば渡辺さんの癌発覚からの闘病生活は
外からみている佐久間さんですら
相当辛かったみたいだけど、
僕は火中の栗を拾いに行ってたこととか。

例えばザッキーバーグのように
全く言語の噛み合わない人とも
対話をしようと試みたりとか。

サッカーとバスケのようにルールの違う
スポーツで同じ試合をしている中で
勝利をもたらそうとしている。

簡単に言ってしまうと
普通の人が匙を投げる無理難題案件を
自ら積極的に取りにいっている
といった感じ。

外から見ていると、
取り組んでいること自体が好きでロマンを感じて
チャレンジしているようにみえる

と。

ここは無自覚だったので、
こう言われて視界がクリアになった。

僕はそういった世界観、価値観があるので、
誰でもあきらめずに対話しようっていうのが
みんな当たり前かと思っていたけど、
普通の人はもっと手前で素早く手放すのだという。

ビジネスの商談でも2〜3回話して
共有言語がないなと思ったら
すぐに手をひく、と。

ああ、それが一般というか
世間を知った瞬間だった。

木坂さんとしても僕のような取り組みが
無意味とは思っていないけど、
それだったら他に時間や労力をつかいたい
ってことだった。

島田さんにとってのロマンが
俺にとってはプライオリティーが低いだけの話
だと言っていた。

で、外からみていて
全てに全力だけど明らかにオーバーワークだと。

逆に言えばどれも手を抜けずに全力ゆえに
完全にキャパオーバーして中途半端になっている、と。

城ドラをまったりモードでできないところなんかにも
よくあわられているよね。

60キロしか上がらないのに
いきなり200キロを上げようとして
ケガしている状態だと
例えてくれた。

だから今の僕は休養すること、
そしてダウンサイジングすること
だとアドバイスをくれた。

これは筋トレの世界ではある程度の常識
というかセオリーらしいけど、
停滞期は不可を下げるのが当たり前だと。

一生懸命やっている人ほど、
うまくいかないときはまずは休養して
そのあとは不可を下げて再トレーニングすべきらしい。

僕の場合でいうと、人生の全てをかけてやらずに
人生の一部をかけていくつかの案件をやる方が
今の僕には意義深い、と助言してくれた。

もし、木坂さんがいきなりワールドカップに出たら
何もせずに何も得られないまま死ぬだけで
それと一緒だと。

ではなくてもっと手前にやるべきこと、
取り組むことがあるのではないか、ということ。

無理難題案件にロマンを求めて
取り組むのはいいのだけど、
もう少し絞るといいのではないか
と話してくれた。

身の程を知れということだね。

例えば、ビジネスなんかでもそう。

100億企業をつくると言う人もいるし、
ロマンを掲げるのは勝手だけど身の程を知っている人は、
行き着くまでの道筋が見えているし、
中継点や道中のリスクも含めて明確になっている、と。

もしそうならないのであれば、、、

自分ではっきりと道筋が見えるまで
ダウンサイジングして取り組む必要がある、と。

人生全てをかけてやらないというのは
ロマンは減るけど得るものは多いし意義深い
と話してくれた。

僕の今のステージにある課題は
全てを投げ打って人生かけて取り組むのではなくて、
人生の一部をある程度の期間をもって取り組みながら
成長していくことにあるだろう、と。

良い悪いではなく、僕の10年間のひとつの結果が
これだろう。

例えば、中村元さんのような人だったら
あと20年、30年かけて
取り組んだ案件かもしれないけど、
僕には大きすぎたプロジェクトだったのだ。

教訓:人生全てをかけるには早すぎた
人生の一部をかけてやる段階

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

ミックジャガーをモデリングしてるのかな?



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