Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

2019年1月19日の予定

木坂さんとふたりで
半年ほど前に食事したレストランに
行ってきた。

今回は城戸さんと小野さんを連れて4人で。

日本一予約のとれないレストランとして有名で、
最短の空き時間が
やっと今になったというわけ。

覚えている人も多いと思うけど、
以前、この記事でも
取り上げたレストラン。

予約がとれないだけでなくて
なかなかお財布に優しくない
お店でどんなお客さんが
来てるのかも僕は気になっていた。

8席しかないから
僕ら4人以外に
空いてる席は4つ。

僕らよりお年を召した
ご夫婦が2組来ていた。

年をとってもこうやって
仲良くレストランに
足を運ぶのっていいよね。

おそらくリピーターさんだから
レストランとともに
年をとっていってるのだろう。

ここは洋食屋?ステーキ屋?肉屋?
というレストランで、
中はこじんまりとしていて
ちょっとレトロな雰囲気。

銀座にもあってるね。

席についてから
てきとーにオーダーするのだけど、
言えばあるものはだいたいつくってくれる。

前回のように肉多めでオーダーしたので、
牛の刺身、ミンチのタルタルソース、
コンソメスープ、牛カツ、サラダ、
フィレステーキというコースだった。

「他に何か食べたいのある?」

って話になって、
横にいる小野さんに聞いたら
お約束のカレー。

そこはカレーのオノマンだから、
期待を裏切らずステーキ屋で
カレーができないか聞いてみたところ、
できます、と。

オマール海老のカレーを
いただいた。

オーダーしたときは
忘れてたけど、
小野さんって海老アレルギーだよね(笑)

その小野さんはこのカレーを絶賛。

シーフードの定義が変わるほどの
美味しさだと。

しかも海老アレルギーだけど
大丈夫だったのだとか。

うめぇと声を漏らし
興奮気味に語り出す
小野さんをみてシェフは
やさしく微笑んでいた。

食後はプリン、アイス、シャーベット、
紅茶をいただきながら。

なかなか有意義な時間だったな
とみんなで話、では次の予約入れて
帰るか、、、となって聞いてみたら
分厚い手帳をみながら
空き時間を確認するシェフ。

黒の革の手帳のページをめくりながら
探してくれるけどなかなか見つからない。

2冊目の手帳に切り替わり
シェフはこう言った、、、

「来年の1月19日の20:30からなら時間とれます」

え、まって!1年後!?

とみんなで驚いたけど、
そこしか空いてないなら仕方ない。

僕たちは2019年1月19日に
このレストランの予約を入れた。

2018年始まってまだ1ヶ月もたってないけど、
もうすでに来年の予定が入って、
これはますますがんばらないとな
という気になった。

このレストランはオープンして
15年になるらしいけど、
はじめの3ヶ月以降、
電話受付はしなくなったらしい。

つまり、オープンして4ヶ月目から
新規を受け付けていないということ。

誰かの紹介で無理やりねじ込んでもらうか、
予約とった人の代わりでいくか、
同伴で行くしか行くことができない。

リピートしている人は、
前のお店からずっと来続けているらしくて、
一番長い人で30年もの付き合いになる
お客さんなのだとか。

30年リピートしてるってすごいよね。

それと、クリスマスイブは
4家族から30年ほど
ずっと予約が入ってるらしい。

その家族はそれぞれ別で来ることはあるのだけど、
いっしょになるのはクリスマスイブ。

そこで一緒になるので、
また来年と言って店を後にするらしい。

すごい空間だよね。

このレストランがその家族が出会う空間。

クリスマスイブに30年間連続で。

こういったリピーターばっかりだから
予約取れないのは当たり前だし、
金額が高くてもやっていけるのだろう。

新規集客を不要にするのが
マーケティングだって言ったのは誰だっけ?
忘れてしまったけど、
僕らもリピートされるようなビジネスを
していかないといけないよね。

ひとつの商売の在り方を感じた夜だった。

これからお土産で持ち帰ったステーキサンド食べよ。

では、今日はこのへんで。

また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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