Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

「怒ったら原稿が見付かるわけでもないでしょう」

昨日から札幌に来ています。

札幌は移住候補地のひとつでもあったところで、
1ヶ月ほど移住体験モニターとして
実際に住んだこともある町です。

またちょうどこの時期に
(正確に言えば9月に)
ですが、渡辺さんの闘病中に
訪れた町でもあります。

夜、札幌の町をひとりで
ふらりと歩いていると、
夜風にあたるために
散歩に行きたいと行って
渡辺さんの車椅子を
押していたときのことを
思い出します。

名古屋に帰って渡辺さんの今後を
考える家族会議に出席させてもらったとき、
家族や親しい友人に席を外してもらって
島田くんとふたりで話をしたいと
渡辺さんが言ったとき、
ふたりで出た話題は札幌での
夜の散歩のことでした。


智頭でのSWS中間報告会の帰り道、
スーパーはくとの中で、
吉倉さんに手渡された
最後のコミット費用と手紙。

直筆で書かれた吉倉さんからの手紙と
今日のクレパパのセッションのときの
小野さんの涙もあいまって、
札幌の寒さがいろいろと考えさせてくれます。

いろいろな学びや気づきが多い中、
最近特に強く感じるのは、
ロイスの言っていた
影響の輪の話です。

主体性を発揮すれば、
つまりは自分のやるべきことに
責任を持ってフォーカスしていけば、
自分の影響の輪が広がって、
外側の問題も解決していく
というものです。

多くの人は自分のタッチできない
外側の問題に目を向けがちです。

あいつが悪い、場所がよくない、
タイミングが今ではない、
と自分ではコントロールできない
環境などの外側に原因を求めます。

もちろんそれもあるとは思うのですが、
そこに囚われていると不自由なままです。

“本当の意味で”すべての原因は
自分にある


と思えたとき、主体性が発揮され
僕たちは責任と引き換えに
自由を手に入れられるのかもしれません。

インド哲学の第一人者である
中村元さんのこんなエピソードを
ご存知の方は多いかと思います。

中村が20年かけ1人で執筆していた『佛教語大辞典』が完成間近になったとき、ある出版社が原稿を紛失してしまった。中村は「怒ったら原稿が見付かるわけでもないでしょう」と怒りもせず、翌日から再び最初から書き直し、8年かけて完結させ、別の出版社(東京書籍)から全3巻で刊行。


ウィキペディアからの引用です。

20年かけて一人で執筆した原稿を
自分の責任ではなくて、
出版社側が失くしてしまったなんて。。

凡人の僕だったらしばらくは打ちひしがれると
思うのですが、そこはさすが哲学者ですね、、
次の日からまた執筆して8年かけて
書き上げる。

なかなかこの境地には至らないかもしれませんが、
大切なのはこういった
オープンな心構えを常に持つことなのかな
と思う今日この頃です。

明日から旭川。

北海道の寒さは
いろいろ考えさせてくれますね。


島田晋輔

PS)

今日のカフェで流れていた一曲を、、、








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  • 佐久間

    吉倉さんのコミットの姿勢、素晴らしかったです。大切なことを思い出させてくれました。

    • そうですね。

      そして、他人事ではなく佐久間さん自身も同じ立場ということを忘れてはいけません。

      外側ではなく内側を、、、影響の輪を広げていきましょう。

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