Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

先生?

すぎぼっくり

 

森の幼稚園スタッフミーティングでのこと。

鳥取智頭体験イベントを
開催した。

全国からたくさんの
ワイルドサイドウォーカーたちが
遊びに来てくれ、
濃い交流ができたし、
学びや気づきもたくさんあった。

なにより、
僕自身すごく楽しかった。

初日、森の幼稚園すぎぼっくりの体験で
中原を散歩したあと、
すぎぼっくりハウスで
スタッフミーティングを
させてもらって意見交換。

そのときに、スタッフの人たちが

先生と呼ぶことを禁止している

ということを話していた。

自分たち大人も未熟だし、
子どもたちから学ぶことが多い。

子どもたちにとって本当の先生は、
地域に住むお年寄り、、、

伝統や知恵をもっている
高齢者の人たちだし、
この大自然こそが「先生」だと
園児たちに教えている
という話があった。

大人であるスタッフも
子どもたちと横並び、
年齢も学年もいろんな背景をもった
子どもたちがいっしょになって
活動しているというのが、
森の幼稚園の大きな特色だろう。

体験に参加してくれた
メンバーたちにとっても、
いろんな気づきや学びがあったようで、
みんな満足しているようだった。

永田さんの彼女さんである
ヒロチさんも言っていたが、、、

子どもたちが良い顔をしている

というのが、この園の良さを
よく物語っていることだと思う。

どんなコミュニティであっても、
良いかどうかはその所属している
メンバーの顔をみればすぐにわかる。

楽しそうに生き生きした
表情をしている
メンバーがたくさん集まっていたら、、、

それはきっとステキな場なのだろう。

逆に外からみたら、
すごく良さそうであっても、
良い条件や良い話をきいても、
そこにいる人たちに活気がなかったら、
エネルギーが不足しているようだったら、
なにか事情があるのだろうな、
と僕は思ってしまう。

どんなに良い風景であっても、
そこいる人たちの表情が豊かでなかったら、、、

「先生」である大自然も
台無しになってしまう。

そんなことを感じる
イベントだった。

では、また明日。

島田

PS)

せっかくなので、この日の体験の様子を、、、



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コメント

    • Slow Man
    • 2015年 7月 10日

    こどもたち同士で、自ら助け合う姿を見たときとても驚きました。
    先生に指示されていないのに、小雨を避けるためにカッパを着るのを
    手伝いあったり、自分より下の子にご飯を食べさせてあげたり。

    カリキュラムに沿った幼稚園や保育所に行った場合
    そこまで他の子どもへの思いやりをもつことができるのか
    という疑問と、小さいから自分で判断したり意思をもったりすることが
    ないというこちらの思い込みは間違いであるということを
    教わったような気がします。

    その他色々な意味で、考えさせられる経験でした。
    有難うございました。

    • 本当、気づきの多い体験でしたよね。

      子どもたちは子どもたちで社会をつくっている。

      それを目の当たりにできたかと思います。

    • 佐久間
    • 2015年 7月 10日

    この大自然こそが「先生」 この言葉を聞いてなるほどと思いました。
    本当の学びは、こういうことなのかもしれないですね。
    知識やテクニックではない「あり方」、小野さんの言葉を借りると「動機」とか、
    そういったところなのかなと。

    • まさに「あり方」ですね。

      ですから、僕たち大人も背中で語ることが
      大切かと思っています。

    • Kazuyuki Oka
    • 2015年 7月 15日

    岡です。
    感想の投稿が遅れて失礼しました。

    大自然の中で、自発的な着想で次々と新しい遊びを見つけ、夢中で遊びながらも周りを見て判断し、ちゃんと危険も避けている…

    遊んでいる子供たちを見て感じたことは、学びの根源のようなものでした。人が、人として生きてゆくための根っこの部分と言いますか、必要な全てが、そこにあると感じました。

    大自然が先生。
    その中で伝統を育んだ、地域のお年寄りも先生。

    はっきりと語られたその言葉に、単なる理想ではなく、実践のたくましさを感じました。
    貴重な経験に、感謝します。
    ありがとうございました。

    • 貴重な体験となりましたね!

      学びの根源とは、、
      まさに!という感じですねー。

      また交流しましょう。

  1. 森の幼稚園体験会、お楽しみ様でした!

    笛吹いて「ピーッ!せいれ〜つ!小さく前へならえ!座って〜!」

    みたいなことを保育園からやっていた僕にしてみれば、

    パラダイムシフトでした。というのも、
    子どもたちに任せてその日の活動が進行していくという、
    大人がお腹空いても子どもたちが「お腹空いた」とならない限り、
    黙って見守るだけ。

    コレ、なかなか根気が入りますし、
    ある意味修行になりますよね。

    目の前で2歳間近の幼児が
    川べりを歩いて川に降りようとしているのに
    ソレを大人は見守るのですから。

    「子どもは育っていくもの」
    まさに、でした。

    素晴らしい体験を、ありがとうございます!

    タイでの僕は、
    長男次男と接していると
    ホントに放任なので、

    長男次男が駆けずり回って
    次男が飲んだばかりのミルクを
    「ブホっ!」って噴水しようが

    おむつを付けずに裸で
    疾走していようが、

    ソレを眺めているだけなのですが
    (たまに妻から怒られるのですが)

    子どもの自主性を重んじる
    自分のスタイルが偶然にも
    いいものなんだな、と感じ、

    一層、見守る父であろうと思った次第です。

    次回は、ワイルドサイドなタイの山奥で
    首長カレン族の子育てスタイルを体験・・・
    ですね!

    森の幼稚園の先生方も、子どもたちも、
    ご父兄もご一緒だといいな〜と思います。

    象使いの生き様なんて、
    まさにワイルドサイドな予感。

    子どもたちに、日本や各国の
    伝統文化を感じてもらいたいです!

    • 首長カレン族の子育てスタイルってどんな感じなのでしょうね。

      文化や環境によって子育ては変わるのでしょう。

      興味深いですね!

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