Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

伊勢神宮を参拝しているときのこと

ise「この前、ヒュームのconventionを引用して
ブログに書いたじゃないですかー。」

と、SWSメンバーに話すと、、、

「え、なんですか、それ。。」

と言うつぶやきとともに
キョトンとするメンバー一同。

「あれですよ、あれ。木坂さんの思想史セミナーの話で、
conventionの後に共感って話ですよー」

と、より詳しく話すが、
誰も覚えていない。

ジョナサンあじゃ〜り、DRMYUKAWA、
ジョブズ会長、とっしーまで。。

え。。。

「ボート漕ぎの思考実験の例をだして、
人間に限らず、ゾウでもサルでも
同じ結果になったという、、、あれですよ?」

と、より詳しく話すが
それでもメンバーみんなの見解は

そんなブログ記事書いてましたっけ?

というもの。

あれあれあれ。。

これは、僕がおかしいのかな、、
と思えてきた。。

今回、第4フェーズから新メンバーとなった
アルフレッドオプティミッキーなんか、、

「島田さんのブログは難しいので、
同じ記事を何度も読み返しています。」

と話す。

何度も読み返してくれるなんて
ありがとうミッキー、、でも、、、

「でも、そんな記事なかったと思います」

と沖縄のイントネーションで答えるミッキー。。

おいおいおい。。

これは、本格的に僕の方がおかしいな、
と思えてきた。。。

5人全員がそんな記事なかったよ、
と、ここまで言うのだからね。

わざわざ平日の昼間に
伊勢に集まるような熱心な自由人だし、
いろんな意味で、僕に距離の近いメンバー。

そんなメンバーが口を揃えて、
その記事なかったと思いますよ?
と。

おかしいなあ、最近書いたはずなんだけどな、
と思ってみんなに話していたのだけど、
相手を疑う前に、自分を疑わないとね。

僕が書いた気になってるのか、
下書き保存していて公開していないのか、
よくわからないが、もしかしたら
僕がやらかしてるのか。。

伊勢神宮をみんなで参拝しながら
そんな会話をしていると、
とっしーがiPhoneを取り出して
僕のブログをチェック。

…ありました。

ありましたよ、その記事!

この記事ね。

でも、今回の一件で
やはりほとんどのひとは
読んでいないのだなって思った。

いや、正確にいえば、
本人たちは読んでいるのだろうけど、
記憶には残っていない。

記憶に定着させる方法は
いくらでもあるが、
このヒュームの記事のように、
本格的なお勉強系、
いわゆるコンテンツは
ほとんど残らない。

それはブログっていうメディアの特性もあるし、
人間の気質もある。

僕のブログでいえば、
ひふみとかいたるの記事がけっこう人気で、
人気というかみんなよく覚えているよね。

コンテンツよりもエンタメ。

圧倒的に、その方が読者の記憶に残るだろう。

だからといって、ゆるゆるすぎるのは
無意味なので、大切なのはバランスだろうね。

僕の感覚では、、、

エンタメ8:コンテンツ2

か、

エンタメ9:コンテンツ1

くらいの割合で書くといいとように思う。

特にオープンメディアはね。

よくある間違いは、
お役立ち記事を量産しようとすること。

「お役立ち」って機能的価値だからね。

その他大勢に入ってしまって、
コモディティ化してしまうのは
当たり前。

要するに、わざわざ時間と命を削って
発信しなくてもいいものだということ。
(労働と割り切ってやる分にはいいのだろうけど)

やっぱり大切なのは、
書き手のパーソナリティとエンタメだね。

いやー、今回のメンバーのやりとりは
勉強になった。

熱心な人たちでも
そして、勉強したり訓練してるひとでも
こんな感じなんだな、と。

もっともっと人間理解に励まねば。

ではでは。

また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

この毎日かけてる一曲も
楽しみにしてますっていう声をもらうのだけど、
なにかけたか覚えてないんだよね。

だから、同じ曲かかったら教えてねー!



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コメント

    • ギアッチョ龍太
    • 2016年 7月 16日

    エンタメが読者の記憶に残るというのは同感です。

    同時に「エンタメ」という言葉の定義を意識する必要もあるのかなーと思ってます。ブランド構築においても同じですねえ。

    ヒュームの記事は僕には結構楽しいもので、ですから僕にとってはあれは立派な「エンタメ」と呼べるものです。そして当然それがあまりエンタメにならない方もいるでしょう。

    エンタメと一言で言っても、お笑いのようなエンタメ、スポーツのようなエンタメ、テーマパークのようなエンタメのように色々ありますし、自分がどんなエンタメを提供するのか色々考える事ができて面白いですね。

    いいネタをありがとうございます^^

    • ギアッチョ龍太さん!

      いろんなところで、いろんな人たちが気にかけていますよ。。

      ま、それよりも深いコメントありがとうございます。

      まさにそういうことで、読み手によってカテゴリが変わるんですよね。エンタメカテゴリのつもりでもコンテンツに捉えたり、逆もあったりとかね。

      なので、言葉の定義って大切だな、、、と。

      同時に、文脈の共有も大切ですね!

      ありがとうございますー。

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