Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

ビジネススクール・コピーライティングテンプレート習得コース。講師は山田光彦さん。

テンプレート

大阪にいる。

ビジネススクールの
コピーライティングテンプレート習得コースに
受講にきている。

実は、この講座への参加は、
3回か4回目になるんだけど、
リニューアルするってことで
招待してくれたから参加してきた。

この講座、初心者を対象にしてるけど、
相対的にみて内容は難しいと思う。

「テンプレート習得」
というタイトルなのに、
使いにくいというか、、、

中級者、上級者でやっと意味がわかるような
講座だよなって感じてて、僕なりの意見も
伝えていたけど、今回のリニューアルで
すいぶん「使える」感じにカスタマイズされていて
いい感じになっていた。

セールスライティングを学び、
コピーを書くなら、
独学で書かずにスワイプが重要。

スワイプっていうのは、
売れた広告のことだけど、
これを使わずに、
オリジナルなものを出したら
まず売れない。

「売ること」を目的とするなら、
まずは売れた型をインストールしましょう
っていうメッセージだ。

なので、この講座では売れた古典の広告の
スワイプを手に入れられる。

有名なピアノコピーとかね、
ウォールストリートジャーナルとかね、
100年くらい前のヒット作もある。

だけど、、、

だけど、だよ?

この古典の売れた広告を
どう現実の場で活かして書くんだよって
ふつーに誰でも思う。

しかも、まだコピーも書いたことのない初心者が。。

今日も隣の席に座っているひとに聞かれたけど、、、

これってフロント向き、
バックエンド向きってありますよね?

って。

いやいや、もちろんあるし、
めちゃくちゃ大切なことですよ、
とお答えした。

フロントの広告っていうのは、
初めましての人たちへのアプローチだから、
訴求も切り口も気をつかう。

まず読まれないからね。

逆にバックエンドは、
関係を構築した人たちへの
アプローチだから、シンプルに直接的に
メッセージを投げることができる。

そもそも「お願い型のテンプレート」は、
関係ができている人たちでないと
有効でないし。

というわけで、売れた広告を手に入れたところで
それを実際にどう使うか、使い方もパクリ方も
奥が深い。

ただのコピペで良いわけがない。

まあ、その組み合わせる作業をセンスと
言ってしまえばそうなのかもしれないけど、
それなりのルールやセオリーはある。

なので、そのあたりを講座の内容に
反映させたらいいんじゃないかなって思って
提案していたら、、、

実際に、今回のリニューアルで
12の型に分けて
まとめもポイントも追加されていたし、
マーケットステージの話から、
どのスワイプはどんなときに向いているか
解説もあったし、ずいぶんと
改善されたように感じた。

これだったら、この講座で12の型をマスターし、
古典のスワイプをインストールし、
実際の場で活かしていけるからだ。

守破離とはよく言ったもので、
「守」はめちゃくちゃ大事。

基礎体力がない上に、
フォームも固まってないまま
自分流で書いてしまうと、
自己陶酔全開のものが出来上がってしまう。

もちろん売れない。

ワイルドサイドばさらの特典の解説動画でも
話したけど、しっかりとしたロジックや
型がないまま、自分の好き勝手バラバラと
書いているひとが多い。

三浦さんのコピーとか
派手とか奇抜に映るかもだけど、
基本は抑えているしね。

昨日のフワッとした系の人たちが
ザンネンだという話にも通じていて、
まずはしっかりと土台を固めた上で、
自分流で書いて行かないと
イタイものが出来上がる。

賢者舎でのプランニングの
「我を外す」にも通ずる話。

実際に、今回の講座でも事例で話してたけど、
ベテランの寺本さんが、
新人コピーライターと対決するってときに、
ぎゃふんと言わせようとして、
2週間がっつりリサーチして、
自分のオリジナルのコピーを書いたら、、、

スワイプファイルを使って
3〜4日で書き上げた
新人コピーライターに惨敗したという話。

僅差で負けたのではなくて、
惨敗。

これが現実だ。

どんなに時間をかけてリサーチしても、
寺本さんのような超一流のコピーライターでも、
自己流で書くとこんな結果になってしまう。

以前、ワイルドサイドストーリー
出演してくれた小野さんは、
次々とダイレクト出版のコピーライターを
ビートしていったけど、

スワイプファイルに忠実だから

という評価で採用され、
実際に結果を出していった。

その小野さんも会社に勤めながら
毎朝4時起きでスワイプファイルを
手書きで写経をして身体に染み込ませた
という背景がある。

もちろん僕も起業当初はよくやっていた。

この前、プロモーションがうまくいった
と言っていたワイルサイド部の伊藤さんも
写経の効果の実感があると話していたしね。

やっぱりこういった地道な努力の積み重ねが
差として現れるなあ、とよく思う。

努力に終わりはない。

まだまだ自己研鑽しないと。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はセミナーのワークで
よくかかってるアデルの曲で、、、



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コメント

    • 市村
    • 2015年 7月 07日

    今回の記事、とても響くものがありました。

    寺本さんの事例も衝撃的でしたし、
    どのような世界も型というものが
    ずっと残り続けることの意味を感じました!

    型って伝統であり、文化なのかなと。

    • 伝統であり、文化と考えると
      確かに説得力ありますね。

      型を嫌う人は多いですが、
      伝統や文化を守って、
      忠実にやると考えたら
      意味深いように思います。

    • Slow Man
    • 2015年 7月 07日

    スワイプファイルが大切で
    という話を聞いて
    スワイプファイルの集め方で
    悩んでたのですが
    島田さんが言われる通り
    さらに奥のところで
    それは フロントエンド用か
    バックエンド用かという
    流れの位置によっても違うし
    そういうマスターすべきことが
    キチンとわからないと
    進めないな、と思いました。
    全てが未熟。
    コピーもその一つ。
    小野さんにも色々と
    直に聞いてみようと思います。

    • スワイプファイルに関しては
      やはり古典がベストかと思います。

      あとは、自分の心が動いたもの、
      実際に購入したものは
      チェックしておいたほうがいいですね。

      これは渡辺さんもよく言ってましたよ。

      買いたくなったもの、
      実際に買ったものは、
      レターももちろんのこと、
      そのときの気持ちも
      覚えておいたほうがいいよ、と。

    • たなか
    • 2015年 7月 07日

    リニューアルしたテンプレ、参加したいですね~(#^.^#)

    • ぜひぜひ!

      月末に一般公募するとかしないとか、でしたよー。

      リニューアルTシャツもみてみたいです!

    • 佐久間
    • 2015年 7月 07日

    昨日引き続き「守」の大切さですね。コピーライティグはコネクティブ。オリジナリティではないということですね。

    • コピーライティングはコネクティブですね。

      良い素材を集めて、つなぎあわせる。

      まずはそこからですねー。

      小野さんは、1日も欠かさず未だに毎日写経しているそうです。

      そのくらい身体に染み込ませて良いものが出来上がるのですね!

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