Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

インプットクラス沖縄

IMG_65794月。

いよいよ1年間のマスタークラスがスタート。

インプットクラスの初回は、
沖縄で開催。

全国から20人近く集まった
初回のこの講座。

1年間かけて課題図書を読んでいくのだけど、
今回はイントロダクションな意味合いも含めて
課題が出された。

木坂さん曰く、今回のみんなの反応や出来栄えをみて、
課題図書を決定したかったという意図もあったとのこと。

で、とりあげられた例文はカントのアンチノミーと
ヘラクレイトスの名言。

どちらもつながりも含みも感じ取れて、
深みがあった。

さらにいうと、
木坂さんのインダイレクトなメッセージもあって
こういう「主張」の仕方もなかなか木坂さんらしいね、と。

主張というと、大きな声でがなる
のをイメージする人もいるかもしれないけど、
こうやってね、木坂さんのように相手に気づかれないように、
メッセージを送ってくるところに、主張の本質を感じた。

ここまでは課題文をもらったときに感じ取れたけど、
ネットワーク化セミナーからのつながりまでは
拾えてなかった。。

このあたり、自分はまだまだだなって
感じた会だったね。

アーレントの「始めることの自由」を
カントのアンチノミーの「世界の始まりはあるのか」に
かけてくるなんて、木坂さんもなかなかやらしいことするね。

粋なDJって感じで、ほとんどの人が
そこまでは気づかなかったんじゃないだろうかって思った。
(ディテールにこだわるね)

このインプットクラスというのは、
読解のトレーニングであるから、
実際のテキストの内容はあまり重要ではない。

脳の体力や持久力を育んでいくことを目的としているから。

それでも、内容をてきとーに雑に設定せずに、
そこにも深い意味を与えてくるあたり、
木坂さんの凄みを感じるね。
(実は哲学の講座の布石にもなっていたし)

で、忘れないようにここに書いておくけど、
インプットクラスで1年間かけてやることは、、、

文脈を共有すること

だということだったね。

文脈の定義もはっきりされていて、、、

文脈=言葉の定義+論理

と設定してくれた。

これも今までの木坂さんの一連の講座、
たとえば、stay goldのコンテンツではなくコンテキストをっていう話や
7つの鍵ライティングセミナーの形式や論理の話にもつなげてきているね。

実生活において、おきる問題やトラブル、
人間関係でも仕事でも恋愛においても、、、

ほとんどは、この文脈が共有されずにおきているのだと。

人間の脳は見たいもの見たいように見、
聞きたいことを聞きたいように聞き、
読みたいものを読みたいように読むようにできている。

そのラクをしてしまう根性を1年間で叩き直そうぜっていう
マッチョなスローガン。

思考のクセを変え、折れない心、めげない気持ちを
育んでいきましょうよ、と。

で、さっきの課題に戻るけど、
カントのアンチノミーで言えば、
アンチノミーを知って、
ただ物知りになっただけでは意味がないですよね
という話もあった。

ただ、知識を得て、雑学王になるための講座ではないから。

カントが何を言っていたかというのは、
参考書を読んだり、ネットで調べたりすればわかること。

ではなくて、カントの言葉を手がかりに、
実生活に生かし、よりよくしていきましょう
というコンセプトがある。

ここは、1年間の幕開けだから、
強調しておきたいところ。

雑学王になるのではなく、
実生活に活かす訓練をしているのだということ。

アンチノミーで言えば、
考えなくてもいいことに時間を浪費してないで、
もっと有益なことに時間や労力をつかいましょうよ
というカントのメッセージを踏まえて、、、

たとえば、コンサルやコーチングをやっているのならば、
なかなか行動できないクライアントに、
動けずにアンチノミーに陥っていることを解消していく
というアプローチがとれるよね、
という話があった。

起業準備中のひとが
いろいろ考えすぎて行動できないというは、
アンチノミーだと。

でも、起業するというのは「現実の世界」のこと。

行動する前に、考えすぎて
極限状態に陥ってるケースを
解消していくという視点に
応用して活かせるという話。

ヘラクレイトスの名言から、
セミナーや講演の企画や資料作りへの応用に仕方や
ポイントの話もあった。

けど、長くなったから
その話はまた明日。

島田晋輔

PS)

パーティールームでカーペンターズが流れてたので、
カーペンターズにしよ。

あれ?これってかけたことあったような気が。。

The Shaggsは偉大なバンドだね。



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