Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

良きリーダーである以前に良きフォロワーであること

さてさて昨日の続き

小野さんのドキッとしたシリーズへの
アンサー記事として書いているのだけど、
僕が、

セールスライターは食えない

と結論づけているのは、
周りのうまくいっている人たち、
うまくいっていない人たちの
一次情報というか、そもそもの前提をみて、
という話だった。

特に、自分の入金口座やお金の流れを
みてみるとよくわかるよっていう話だったよね。

どうだろう、何か気づいただろうか?

もったいぶらずに、
種明かしをしよう。

いや、その前に僕の話か。

僕は昔からセールスライター、
コピーライターというアイデンティティは
ないのだけど、コピーやセールスライティングで
報酬をもらってきた(もらっている)のは事実だ。

で、よくいろんな人に聞かれること、、、

「島田さんは実績ないころ、
 どうしてコピーで報酬をもらえたのですか?」

と。

「どこで、クライアントを見つけ、
 契約をしたのですか?」

ということをよく聞かれる。

確か、何年か前にセミナー依頼されて
(というか、勝手に決まって売られていたものだけど・苦笑)
両国のKFCで講演を行ったときにも
同じような質問をされたと思う。
(めだると交換できるあのセミナーね)

はじめの一歩。

どうやって、クライアントを見つけたの?

ってこと。

要するに、セールスライター起業っていうのか、
起業当初、はじめのお金をどこから手に入れたのか
という質問。

ゼロイチはジャイアント馬場のように高く
(例える人が古くてごめん)
誰もが躓くところ。

気になる気持ちもよくわかる。

果たして、僕はどう答えただろうか、
というか、今でも同じ質問をされて、
どう答えているだろうか?

話を戻して、小野さんはどうだろう?

会社員時代にコピーの報酬を手にしているけど、
どこからもらった?

どういう経緯でもらった?

SWSのMr.DRMジェームズ・THE YUKAWAは
どうだろう?

ワイルドサイド部のもっちーやナカヒラさんは?

・・・いろいろ共通点が見えてきたのではないだろうか?

一般的に(と言っても狭い世界で、だけど)
言われていることは、

セールスライターはいろんな業界、市場で必要とされていて、
これからも、もっともっと必要とされている。
だから、セールスライティングのスキルを磨き続けよ!

ということだけど、僕はこのメッセージ(主張)に、
疑問をもっていて、

いやいや、そんなことないですよ、
いくらスキルを磨いたって、
セールスライターとしては
そう簡単に食えないと思いますよ

と言っているわけだ。

別に世間で言われていることが
間違えていると言っているわけではない。

肝心な部分を隠していない?
って思ってるだけ。

セールスライティングのスキルは素晴らしいものだし、
磨き続けて損はないだろう。

でも、中谷さんが小川さんに直接言ったように、
一般的にセールスライティングの価値がわかる人は少ないし、
そもそも仕事なんてない。

価値を伝え、理解してもらうということが必要なので、
仕事になりにくいのが現実だ。

だから、生活できない。

食えないと言っている。

じゃあ、僕や小野さんはどうして報酬を得たのか?

コピーがうまかったからか?

センスがあったから?

努力したから?

行動したから?

もちろんどれもあるかもしれないが、
見落としている前提がある。

単純に、報酬の発生しやすい環境にいたから

もっと言えば、
コピーの価値を認識している
コミュニティに所属していたから
、だ。

僕がセールスライティングを知り、
学び始めたころ、僕の周りには渡辺さんを始め、
コピーの価値がわかる起業家がたくさんいた。

小野さんもコピーのフィーを得たのは、
ダイレクト出版からだけど、
そのときはアプレンティスに所属していた。

もっちーも22歳で会社をつくったけど、
20歳のときだっけかな、
お父さんにジョンケーブルズの本を渡されて
きっかけでコピーを知った
なんて言っていた(ふつーでは、まずあり得ない話だ)。

運がよかったのだ。

自覚はないだろうし、狙ってではないだろうけど、
そもそもの前提として
所属しているコミュニティによる影響が大きいということ。

これ、聞くと当たり前の話だけど、
誰も指摘する人がいないよね。

セールスライティングのスキルを磨きましょう、
このようなアプローチをして、クライアントを取りましょう
みたいな話はよくあるけど、

まずは、**みたいなコミュニティに入りましょう

って言っている人はいないように思う。
(異業種交流に行きましょうっていうのとは違うよ)

コミュニティに関しても、
コミュニティリーダーとなって、
自分のコミュニティを持ちましょう、
は、あってもコミュニティに入りましょう
は、なかなかないと思う。

でも、僕らは自覚ある無しはおいておいて、
いろんなコミュニティに所属している。

それに、良いコミュニティリーダーは、
良いコミュニティフォロワー
でもある。

であるならば、まずは自分の価値を十分に発揮できる
コミュニティに所属すること。

良きフォロワーになってこそ、
リーダーにもなれるってこと。

これって実はけっこう重要なことだと思う。

小野さんのビーコンメンバーは、
月に20〜30万円という報酬を手にしている。

でも、どこから報酬を受け取っているのかをみれば明らかなように、
それはビーコンに所属しているからでしょっていう話。

コピーが上手い下手、行動しているしていない、
努力してるしてないっていう以前のこと。

コピーの仕事がある?

それは、小川さんの周りだからでしょ、
と中谷さんが指摘した言葉に全てが集約されていて、
それは、ビーコンだからでしょ、
それは、SWSだからでしょ、
というそもそもの話になってくる。

このカタチを起業と呼ぶのには、
僕はちょっと抵抗あって、
だから、正確には「副業」として、
バイトをしながら、とか
サラリーマンをしながら、
なんじゃないかなって思っている。
(いずれは副業から起業になればいいのだろうけど)

SWSのジョブズ会長もマイスピーのサポートをしながら、
プロモーション活動をしているが、
それはそれで良いスタイルだと思う。

ミュージシャンや漫画家なんかといっしょで、
バイトをしながら、好きなことやりたいことを目指すのは
いいんじゃないのかなって。

ただ、そこに「魔法の力」があるように
錯覚して、セールスライティングで起業しましょう、
は現実的じゃないのかなって思う。

いろんなことをすっ飛ばして、
得ることなんて難しんじゃないのって。

セールスライターは食えない
と僕が言っていることが
なんとなくぼんやりと見えてきたのではないだろうか。

会社をやめ、一軒一軒飛び込み営業をして、
セールスライティングの仕事をとり、
徐々に拡大をしたという人も
いるのかもしれないけど、
僕は知らない。
(ワイルドサイドストーリーに出演してくれた
 城戸さんはこのスタイルだけどね)

やはり、どこかに所属していて、
そのコミュニティにおいて、
フィーが発生する、
という流れのようにあると思う。

セールスライターは食わされている

が正確な表現なのかな。

ビーコンでも、SWSでも、
賢者舎でも、木坂さんのマスタークラスでも、
今では「価値」を共有できるコミュニティが
たくさんある。

まずは、そういった環境に身をおくこと。

共通の価値観や共通言語をもって、
共通の地平を築くこと。

それから初めて、努力の成果が問われるように思う。

スキル磨きや知識や経験を積むのもいいけど、
まずは所属する場所を見直しましょうよって話。

セールスライターは食える。
ただし、適したコミュニティに所属しているならば。

になるので。

さてさて。

今日も長くなってしまったけど、
また機会があったり、
リクエストがあれば、
こんな話もしてみたいと思う。

ではではー。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

この雰囲気いいね!



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コメント

    • 佐久間
    • 2016年 2月 24日

    これは、、当たり前になりすぎて、、気づかない視点でした。
    今まで言われていた事が、少しづつつながってきた感じです。

    • 誰も指摘しないことですが、重要なことなのでブログに書いてみました。

      こういった細かいことはいろいろあるんですけどね。

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