Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

素朴さ


知性をあまり習練させたことのない、素朴な労働者たちは、ほとんどまったく個我の欲求に固執したりせず、むしろ個我の欲求と対立する要求をいつも心の内に感じているものだ。

(中略)

生涯ずっと肉体労働をしてきた、いわゆる教育のない素朴な人間は、理性をゆがめることなく、理性の力も純粋さもそっくり保ってきたためなのである。


これはトルストイの人生論からの引用。

人間本来が持っている理性。

この理性に従って生きることが
人間として生きる唯一の道なんて
トルストイは言うけれど、
親や教師や周りの大人たちの
「誤った教え」などによって
理性は歪められてしまっている、、、

なんていう指摘もある。

一方で、、、

冒頭に引用した
「素朴な労働者たち」は、
理性の力も純粋さも保っている。

自分だけの欲求を満たそうとする
自分が、自分が、、、
としている人たちと真逆だということだ。

実際に、鳥取に引っ越してきて
「素朴な労働者たち」に出会うことが多い。

トルストイが指摘するように、
理性を歪めずに、
心の声に従って素朴に生きている
ように僕も感じる。

この前の鳥取体験イベントに
参加してくれた人たちも
この智頭町で出会う人たちに
驚いていた。

「素朴さ」に人間らしさを
感じたからであろう。

反対に、知性偏重人間は
理性が歪んでいるため、
頭であれこれ考えすぎて、
心の声が聞こえにくくなっている。

もともと人間が考えるべきでないことまで考え、
理性を歪め自由でなくなっている、、、

そのため、本来すべきではない
仕事で忙殺されている
なんてトルストイは指摘する。

もし、自分が知性に偏っていると感じたら、、、

知識ダイエットをしてみよう。

情報を遮断して、
素朴な暮らしというものを
実践してみよう。

ネットが全くつながらない環境、
ケータイの電波が入らない日、、
こういった時間を増やすことで、
デトックスしていける。

たった数時間の情報遮断で
効果を実感できるアイソレーションタンクのように、、、

1年のうち、何日か外部との接触を断って
素朴に生きてみると、理性の声が聞こえ、
曇りがちなコアが研ぎ澄まされるかもしれない。

それでは、今日はこのへんで。

また明日。


島田晋輔

PS)

今日は素朴な一曲を、、、


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