Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

愛、罪悪感、恥、照れ、誇り、羨み、嫉妬

喜び、悲痛、怒り、恐れ、驚き、嫌悪。

これらは基本情動と呼ばれる
普遍的で生まれつき誰もがもっている
基本的な感情。

目が見えない赤ん坊でも
笑顔やしかめっ面をするように。

だが、赤ん坊は
愛、罪悪感、恥、照れ、誇り、羨み、嫉妬
といった感情は持ち合わせていない。

これらは高次的知的情動と呼ばれていて、
成長し社会に触れることによって
獲得する複雑な感情だ。

基本情動は大脳辺緑系、
高次的知的情動は大脳新皮質で発生する。

わかりやすくいうと、
爬虫類脳、人間脳ってやつ。

大脳新皮質はディープラーニングが
再現しようとしているものだね。

赤ちゃんが動物っぽく見えるときがあるのは、
この高次的知的情動がないからで、
逆に言えば、

愛、罪悪感、恥、照れ、誇り、羨み、嫉妬

といった感情が発生すると
より人間っぽくなるってことだろう。

「妬みは民主主義の礎である」

とバートランドラッセルが言うように、
高次的知的情動は人間社会の形成において
必要なものだ。

この知識はいろんなことに
役立たせることができる。

70億人いる人類ももともとは
東アフリカのごく限られた地域の
たった1000人の集団だった。

われわれの祖先にあたる
この1000人も高次的知的情動を
持ち合わせていたと言われる。

高次的知的情動が
社会の形成、発展に関係していることもあるだろう。

自分でグループをつくったり、
独自コミュニティを運営したりしてる人も多いだろうけど、
どういった感情をメンバーがもち、どういう感情が行動を促すのか、
どこがスイッチなのかをリーダーは知っておかないといけない。

セールスやプロモーションにおいても、
どの「感情」を採用しているのかを
常に意識しておかないといけない。

喜び、悲痛、怒り、恐れ、驚き、嫌悪
といった爬虫類脳の基本情動なのか、
愛、罪悪感、恥、照れ、誇り、羨み、嫉妬
といった人間脳の高次的知的情動なのか。

売れているセールスマンはここを外していないからね。

売れていないセールスマンやコピーライターは
ここを無視している傾向にある。

とりあえずベネフィットだ、とか
USPだ、とかね。

世界をよりクリアにみていくために
こういったメガネももっておくと便利だろう。

では、今日はこのへんで。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

PPS)

親指シフトトレーニング72日目。

長くなってきたので、
別ページに。

今日のトレーニングはこちら



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