Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

嫌われるのは正しさの証し、むしろ喜びに変える

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「大きなビジョンも描きました。
まっすぐな階段(大戦略)もつくりました。
でも、それだけで人はついてくるでしょうか。

いいえ。
それだけでは人は動きません。

この人についていくと勝てると思わせることが必要なのです。」

こう言ったのはUSJをV字回復させた
盛岡さん。

全くもってそうだな、と思うけど、
すごいのはちゃんと実行しているということ。

結局のところ、1人では何も達成できない。

改革者の仕事は

自分が起点となって
勝てる策を立てること

みんなをその気にさせること

この2つだと話してくれた。

2010年にUSJに入社して、
窮地にあったUSJをV字回復させる。

アジア1のエンタメカンパニー
っていうヴィジョンを掲げて
集客2倍、売上は3倍、利益は6倍に
っていうからなかなかの実力者。

その盛岡さんが言っていて
ほんとそうだよな、と思うことは

常識や既存のルールを無視しろ

みたいなこと。

正確に盛岡さんの言葉を紹介すると、

郷に入れば郷に従う、とりあえずやってみる、は大敵

という考え。

うまくいっていないところに立て直しで入ってるんだから、
そこの習わしや風習、やり方をそのまま引き継いではダメ。

もちろん、今までのやり方を変えようとすれば、
逆風はあたるし、火の粉も降りかかる。

でも、立て直しのために
迎合せず勝てる策を遂行していかないといけない。

負け癖がついているところなんだから、
郷にしたがえば埋没するのだと。

失敗するように
脚本が書かれた舞台なのだから、
今までのレシピ通りやっても失敗する
と話してくれた。

昨日の記事で書いた
アンティークコインの値付けのように、
価値というのは「人気」で大きく変わる。

この人気を信頼に置き換えてもいいし、
ブランドと言ってもいいかもしれない。

盛岡さんのこの文脈でいえば、

この人についていくと勝てると思わせること

にも近いだろう。

そのためには、
今までのやり方を否定して、
小さくてもいいから結果を出す。

ひとりでは勝てないのだから、
勝てる策を立て、
社員をやる気にさせる。

ここで大切なのは、、、

まわりがうまくいかない、
ノーノーと言ってることに喜びを感じる

ってこと。

周りに反対されたら嬉しく感じる。

正しいかどうかはわからないけど、
「新しいこと」には間違いないから。

ということを盛岡さんは言っていたが、
ここには大きく共感した。

反対されたり、やめておきなよって
くらい常識はずれの取り組みの方がいい。

周りの顔色をうかがって生きていても、
結局は問題の先送りで、
組織全体はよくならない。

みんなに好かれようと取り繕ったがために、
順風満帆な航海も沈みゆく船になってしまう。

経営者は孤独
みたいによく言われるように、
ひとの上に立つひとやリーダーは
嫌われないといけない。

ほとんどのひと、、、
大衆というのかもしれないけど、
は、変化を嫌い反対をする。

でも、その意見を聞いても
うまくいくことはない。

だって保身のための意見だからね。

変わりたくない、
現状維持したい、
コンフォートゾーンに留まりたい
ってひとの言葉に引っ張られてはいけない。

なにかを変えようとするためには、
嫌われてもいい。

いや、むしろ嫌われたほうがいい。

自分が正しいと思うことをやる。

就任してコーラのような血尿がでたという
盛岡さんの言葉には重みがあった。

組織のために、全体のために、
適切な判断を下さそう。

島田晋輔

PS)

この盛岡さんの話に関連して思ったのは、
いろんなひとの意見を聞いてうまくいっているひとは
みたことないな、ってこと。

情報遮断に似てるけど、
メンターは一人に絞ってとことんついていく、
信じ抜くってことが大事だよなって。

もし、あれもこれも意見をききがちだったら、
そういったことをシャットアウトして、
誰でもいいから一人に絞ると
人生がまた違ってくると思う。

PPS)

今日の一曲はこちら、、、

65年も前にニューヨークでレコーディングされたものだねー。



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