Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

ビワの木

「お隣さんのビワの木が伸びてきて
 うちの庭に枝が入ってきてるのよね。。」

と、お義母さんがつぶやいていた。

(そんなの迷惑ならやんわり言って
 切ってもらったら?)

と、内心思ったけど、
話の続きを聞いてみると、、、

どうやら言うに言えない理由があるらしい。

近所付き合いもあって
なかなか言いにくいのかな、
とも思ったけど、それも違う。

「この前、お菓子をもっていたとき
 月命日だったみたいで、
 みなさんでいただきますって」

27年間、欠かさず月命日に
お坊さんを呼んでお経をあげてもらっている。

16歳のときに白血病で
娘を亡くしてから
毎月欠かさずらしい。

庭に植えたビワの木は、
お母さんが娘といっしょに、
小さい頃に植えた想い出のつまったもの。

ビワの木の成長が
白血病で亡くなった
娘の成長と重なる。

庭に入ってきた枝も
違ってみえるわけだ。


・・・この話はもちろん実話だけど、
もし、僕の作り話だとしても、
この話によって庭に入ってきたビワの木の印象が
ずいぶん違ってみえると思う。

この前、みんなで飲んでいるときに、
ジョブズ風のおっさんも
違う文脈で、ある女の子の話をしていた。

その女の子の話が作り話であっても
おもしろいでしょう?と、
にやけるおやじ。

確かに、と僕ら一同。



こういった物語や背景が
彩を与えて、世界を違ってみせてくれる。

同じ風景を見ていても、
見せていても、
光の当て方で
ずいぶん違ってくるものだ。

あなたが伝えようとしている
それは、その光の当て方でいいのかい?


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、





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