Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

トムヨークとマトリックスと水木しげる

Shell smashed, juices flowing
Wings twitch, legs are going
Don’t get sentimental
It always ends up drivel

Tom.e.York


これは90年代を代表するアルバム
レディオヘッドの3作目「OKコンピューター」にある
Let downという曲の歌詞の一部。

この歌詞をどう捉えるかは人それぞれだけど、
あれだけヒットした作品の一曲なだけあって
よく時代を象徴しているなあ
と僕は思う。

で、Let downを踏まえて
こんな質問が読者から届いたので、
今日はこの質問に僕なりにお答えしよう。

———————————————–

体や魂がきしむとき
無理に抵抗してしまいます
どーすればいいのでしょうか。

ピンチはチャンス 人生のチャンスはそうそうない
ということを詳しく教えてください

———————————————–



これは以前の記事を読んでくれた読者からの質問。

体や魂がきしむとき、
無理に抗おうとせずに
身を任せるといい、、、
と僕は言ったし、実際にそう思っている。

頭ではやらなければいけない、
これが大切、、、とわかっていても、
それは違うんじゃない?と、
魂が身体を通して教えてくれるからだ。

「言葉」をもって、
僕らは世界を切り取れるようになった。

他者ともコミュニケーションをはかれるようになった。

知性を養い子どもの頃、
知らなかった世界を知れるようになった。

と、同時に「社会」に放り出され、
大人の偉い人たちを糾弾するけれど、
自分もその社会の構成員のひとりだと知る。

そこには規範があり、
ルールに従わないといけない。

常識や空気と呼ばれるものがある。

西洋の知識人が定義する
理性の声に耳を傾けると、、、

「それは違うんじゃないの?」

なんて教えてくれるが、
周りが許してくれない。

環境が妨害をするのだ。

トーマス・E、、、ではなくて、
トーマス・A・アンダーソンがネオとして
仮想世界のなかで、

「この味も単なる電気信号なんだよな」

みたいなセリフを言っていたように、
眠っていることに気づかないことのほうが多い。

殻をやぶって本当の世界に戻ろうとするとき、
血液やら鼻水やら変な体液は流れるし、
飛び立とうとする翼はさかれ、
進もうとする足には邪魔がまとわりつく、、、

それでも、その邪魔を無視して
自分に誠実に、素直に、
魂の声に従って身を任せるのだ。

そうすれば、、、



One day I’m going to grow wings
A chemical reaction
Hysterical and useless
Hysterical and …



という感じで少ない翼をまた生やすことができる。

環境やルール、倫理といったものが、
何度も何度も虫けらのように潰して、
レットダウンとなるだろうけど、


You know, you know where you are with
You know where you are with
Floor collapsing
Floating, bouncing back
And one day….
I am going to grow wings



と、トムヨークは歌う。

情報が溢れ、
スピードを要求される
現代社会。

翼をもがれて邪魔を押し切って
進むのは苦しいだろうし、

「そんなのうまくいかないよ」

と、ほとんどのひとは言うけれど、
目覚めるためには必要な道。

ぬくぬくと暖かいところに止まるか、
痛みを伴いながらも前に進むか、
選べる機会はそんなにない。

あわてなくていい。
水木しげるはこんな名言を言っている。

「なまけ者になりなさい」

と。

今日は雪が積もっている。

学生の頃、テレキャスやフェンダーのアンプを
トランクに積んで、レットダウンを聴きながら
よくスタジオに練習にいったなあ、と。

雪道にレットダウンのアルペジオがよくあうなんて
学生のころよく思った。

では、また明日。

島田晋輔

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