Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

「斬新なアイディア」の出し方

昨日の続き

木坂さんの思想史セミナーの0回目。

タイトルのように、、、

「斬新なアイディア」の出し方

として紹介されたのが
アブダクション。

アブダクションについて
過去にブログに書いたことあると思って
検索したけど、なかなかヒットしなかった。

あんまり書いてなかったんだね。

木坂さんも言ってたけど、
斬新なアイディアを出そうとしたり、
ユニークな企画をたてようとしたり、
もっと言えば、惹きつけるメルマガタイトルなんかを
つけようと思ったりする場合は、
アブダクションが参考になる。

これ、僕も好きな概念なんだけど、
チャールズパースの著作は読んだことないので、
本質的な理解は浅い。

というか世間一般で言われている
アブダクションの意味合いに引っ張られてただろうから
このあたりでアップデートしておかねば。

クリエイティブ系の本が流行ったときに、
アブダクションがたくさん紹介されたらしいけど
(そのへんもあんまり読んでない)
アブダクションは「飛躍」と言われるけど、
「ひらめき」ではないよ、という解説があった。

「ひらめき」だと単なる運で
それだとギャンブルだよねって。

そうではなくて、

アブダクションは論理的に「連続した」
プロセスの中でおこるもの


という考え。

そもそもアリストテレスが論理には、
演繹、帰納、アブダクションの3種しかないと
2000年以上も前に言っていて。

演繹とか帰納が事実があるだけで、
「だからなに?」まで導かないのに対して、
アブダクションだけが新しい概念を
導くことができる、と。

アブダクションは何かを参照して導くことだけど、
「答え」を導くものではなく「仮説」を導くものだという
話があった。

そして、パースの提唱した
三項関係がためになる考え方だったので
シェアしよう。

三項関係というのは、
表象、対象、解釈項

この3つの項の連続関係によって
アブダクションが生じる、と。

ベテランのハンターの例えが
おもしろくて。

ベテランのハンターが森に入っていって
めくれた木を見つけた。

「このへんにはシカがいるな」

こうハンターが導くのがアブダクション。

木の皮がめくれてたからって
シカがいるかどうかはわからないからね。

この場合、表象が皮がめくれた木で、
対象はシカで、解釈項が

シカは角で木の皮をめくる動物である

と。

解釈項があるとアブダクション先を間違えない
ってやつで、おわかりの通り、
ここは知識や経験に依存する。

ドクターの診断といっしょだよね。

同じ湿疹をみても診断結果が違うのは
その医者の解釈項が異なるから。

これ、ビジネスの現場でもよくおきてて
原因と結果が大事だという話があっても、
そもそも表象を間違えてるときもあるし、
対象を間違えてることもあるし、
痛いのは解釈項を間違えて
アブダクション先がずれてしまうこと。

たとえば、お客さんが集まらないという表象をみて、
お店のコンセプトという対象を、
ホームページの改善という解釈項にしてしまう
とかね。

こうみていくとどこがどうおかしいか
なんとなくわかると思う。

もしかしたらうまく当たるかもしれないし、
外すかもしれない。

だから、クリエイティブな道としては、
解釈項を増やしていくしかない
という話。

なぜなら、三項の中でコントロールできるのは
「解釈項」しかないから。

どれだけの色眼鏡(知識、経験、価値観)
フィルターだね、を通して世界をみることができるのか。

なにかを学ぶということは、
この「フィルター」の数を増やしていくことだ
という話があった。

偏った価値観、考え方、視点に依存せず、
そこからはみ出していきましょうよ
ってこと。

なんだか今日も話が長くなってしまったので、
続きはまた明日。


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、


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