Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

「優しさ」の源泉

まだまだ続くよ
思想史セミナーその0。

今日はタイトルの通り、
「優しさ」や「思いやり」について。

「思いやりがないがいる」
「思いやりを持てない」

てあるけど、そもそも

人はなぜ他人のために行動できるのか?


っていう問いから。

これに関してちょっとしたワークを行った。

ボート漕ぎの思考実験ってのがあるらしのだけど、
見ず知らずの二人がボートを目にしたときに、
向こう側の目的地に行くのに、
知らず知らずと協力してボートを漕ぎだす、
というもの。

なんで見ず知らずの二人が協力するのかを
考えるワークでおもしろい意見がいくつかでていたけど、
これ、人間以外の動物でも同じような実験がされてるみたいで。

ゾウでもサルでも人間と同様に協力して
漕ぎだすっていう実験結果があるらしい。

こんなことがおこるのはなぜ?

少し考えてみてほしい。


で、もちろんこれは思考実験だから
答えはないのだけど、とにかくこのような結果になる
という事実があるということ。

これを踏まえてデイヴィッドヒュームが登場。

あのアインシュタインもヒュームから着想を得ているらしいし、
因果関係を否定したのがヒュームの功績とのこと。

そのヒュームは、、、

人が他人のために行動したり
協力したりするのはconventionによると考えた。


ヒュームが言うconventionは、

経験的に形成される共通利益の感覚

のこと。

お互いが「なんとなくこれの方がいいよね」と暗黙で
感じているもので、ようはお互いの継続している気分だ、と。

convention以前は、、、

お互いの利益になるかどうか不明な場合や
多大な労力が発生しそうな場合、
相手の利益にのみなりそうな場合などには
どうやって協力行動、利他的行動が起こるのか
というと、、、

・環境的に協力せざるを得ない状況になる
・約束事として、とりあえず協力することにする

ということだった。

さらに、脳科学的視点を導入すると、
人間の脳には、

1:「与える喜び」を感じる部位がある
2:「損失回避性」が強く反応するような仕組みがある


ということで、これらが「第一歩目の協力」に貢献する
というのが重要な視点。

コピーライティングでいう、
GO NEGATIVE。

得たい欲求より避けたい欲求に
通ずる話だね。

ここまでのまとめとして、、、

conventionまでの道のりとしては、

・環境的制約
・約束の取り決め
・与える喜び
・損失回避性


の4パターンが考えられるっていう話。

ヒュームによると、そのconventionが形成されたのち、
その範囲を拡大するときに「共感」が重要な役割を果たす、と。

conventionが形成された上に、
共感が乗っかることで、
協力に幅、厚み、奥行き、広がりが生まれる
という流れだね。

conventionはあくまでも
相対的に「近い人」としてしか形成できない。

「遠くの人」にまで拡張するためには、
「共感」が必要という話だった。

この順序が大切で、
7つの鍵セミナーの利己性vs利他性でも
同じような話をしてくれていたね。

とにかく一番最初は近い人。

これはSWSでも口酸っぱく話している
とても大切な考え方。

偉大な知の巨人たちや最新の科学のデータが
教えてくれているが、経験的にわかってるひとは
うまくいっている。

NGなのは、遠くから攻めること。

まだあったことのない遠くのひとに
いきなりアプローチするのは、
ずれているってことだよ。

プロモーションの設計でよくある間違いが
いきなりFAXDM打ったり、メルマガ広告を出したり、
PPCにかけたりね。

とにかく遠くからアプローチしようとすること。

他にも、、、

共感ライティングなんていう言葉に引っ張られて、
共感をはじめに使おうとすること。

まずは、conventionありき。

そのうえで、共感ね。

とにかく、近くから遠くへ。

この原則は忘れないでいたい。

長くなってしまったので、
今日はこんなところで。

明日も続きを書くよ。

タイトルは、

なぜ、人は「心の病」になるのか?

お楽しみにー。


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこんなカバー曲を、、、

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