Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

ミラノから銀座。

ミラノで活躍するサルトの河合さん。

採寸から裁断、縫製まで
全てひとりで仕立てる職人だ。

ミラノを拠点として活動していて、
カラチェニにスーツを納めるほどのひと。

カラチェニといえば、
ベルルソコーニ首相が
オーダーしてることで有名だ。

クラシコイタリアを再現する
日本人サルトということで、
まさにG型のライフスタイルを
送っているワイルドサイドな住人だろう。

ワールドワイドに活躍する日本人ということで、
応援したい気持ちもあって、去年の12月、
3ピースのオーダースーツをお願いしている。

で、先日1回目の仮縫いが銀座で行われた。

1回目というのは、もう一度仮縫いしたいという
河合さんの要望もあって、6月にもう一度行う。

納品は9月になる。

スーツはいつもナポリの職人につくってもらっていて、
ミラノのサルトは初めてなので、楽しみだ。

オーダースーツの醍醐味は何と言っても、
作る過程、プロセスにあると思う。

生地選びから仕様の検討、
職人との対話。

ただモノが手に入れば良いというものではなく、
いっしょに作り上げていく感じが
個人的には好きだ。

インターネットが普及して便利になって
なんでも1クリックで手に入るようになった。

楽天でもAmazonでも、
こんな田舎にまで届けてくれる。

物自体はなんでも手に入るようになったけど、
オーダースーツで体験できるような
作り手との対話はネットで手に入らない。

CDには収録できない音域があるように、
ネット通販では手に入らない空気感や熱がある。

オーダースーツをつくるとき、
僕はそこにお金を払っていると思う。

物そのものに対する対価というよりは、
作り手への敬意に対するありがとうを込めての
支払いなのだ。

便利になった今だからこそ、
こういった作り手の顔がみえる
スミズーラにこそ、
僕らの失われた大切なものが
垣間見えるように思える。

河合さんとの対話を終えて、
銀座で自己対話を兼ねて
ひとり寿司に行ったのだけど、、、

長くなったので、
その話はまた次回。

島田晋輔

PS)

そうそう、この銀座のお店も素敵なところで
店主ももの凄い変わってる人なんだけど、
僕が仮縫いでお店を訪れた時、
体調が悪いといって
すでに家に帰っていってしまっていた。。

ミラノからきた河合さんに店だけ貸して、
そのまま帰ってしまうなんて。。。

しかも、11月にオーダーしたバティストーニの
シャツの話もしたかったのに。。
(音沙汰なし 苦笑)

しかも、河合さんの話だと、近々店を閉めて
中央アジアに半年ほど旅にでるらしい。

自由人だなあ。

PPS)

では、今日はビートルズでも聴きましょう。

ミスチルじゃないよ。

後にケミカルブラザーズなどの
ダンスミュージックにも影響を与えた一曲だねー。



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