Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

優れたコピーを書く能力を磨くために何が有効?

リッチのオーディオセミナーを聞いていたので、
その続きを。

今日はセールスコピーについて。

写経に関しては賛否両論で
僕自身、全くやっていないし、
オススメはしていない。
(やっていた時期もある)

リッチもコピーを学び始めたとき、
過去に大きな成功を収めたセールスレターを
10回は書き写すように言われていたけど、
3回でやめてしまった、と。

自分には役立たない、
論理的な意味を見出せない、
他にやることがたくさんある
という理由から。

ただやめずに
代わりを考えて実行するから
リッチはさすがだね。

代わりに、リッチはコピーを読み上げて録音し、
それを通勤途中などで
聴くようにした、、、そして、
コピーを暗唱できるようにまでなって
成果がでるようになったという話。

さすが本質を掴んでいるなと思う。

よく無自覚に書き写してるだけの人がいるけど、
それってそんなに意味のあることかな、
と個人的には思う。

精神鍛錬とか続けてやる習慣化とか、
そういったことには効果を発揮するだろうけど、
コピーのスキルアップとはあんまり関係ないように思う。
(木坂さんも同じような立場だったはず)

で、ここでリッチも言っていたけど、
売れたコピーやプロモーションを
細かく分析するようにした、と。

他のコピーライターが書いたコピーを
レビューしアドバイスするときも、
それぞれ分析して、
意味を考えるように促したら
良いコピーを書けるようになったという
エピソードも話してくれた。

要するに、表面だけなぞるのではなくて
本質をつかめってことだよね。

すべての段落をじっくり分析して、
それぞれがどのような目的を持っているのか
見極めるようにしていたってことで、
どうせ写経するならこういう姿勢で
やる必要あるだろうなって僕も思う。

小野さんも毎日欠かさず写経してるだろうけど、
やっぱり考えながらやってるからね。

ただ書いているのではなくて、
きちんと分析して写経している。

こういったことを知らずに
ひたすら真似して書いていても、
スキルアップには遠い努力なんじゃないかな、
と個人的には思う。

ただなんでもがむしゃらに
やればいいってものではなくて、
努力の方向性ってものが
どんなことにもあるからね。

もうひとつリッチからのオススメの方法があって。

過去に成果を上げたセールスターを
自分の商品用に書きなおす

っていうやり方。

ジョンカールトンの売れた護身術のレターを
自分のビジネス系のレターに書き換えたら
仕組みや言い回しに関して深い理解が得られて、
スキルアップできた(それに、実際に売れた)という話。

また、Amazonのレビューをよく読む(分析する)
ということも言ってたけど、
僕もこれはいいと思う。

自分の売っている商品に関連した業界で
最も売れている本を探して、肯定的なものも否定的なものも含め、
読者の書いたレビューを全部読み、
分析する(相対化する)ということ。

特に、僕が共感したのは

どんな言葉を使っているのかをみる

ということ。

うまいけどわかりにくいコピーを書く人は
相手とのチューニングあわせが下手なひとだと思う。

相手が持っているbeliefやdesireなんかを知り、
あわせていくことは誰でもしているだろうけど、
使っている語彙のレベルを丁寧に揃えているひとは
案外、少ない。

ちょっとわかりにくいな、
伝わりにくいコピーだなって場合は、
市場で使われている語彙を探って
あわせていくとよいと思う。

若者と会話できない老人たちみたいな
イメージかな。

そうそう、コピーの名作をきちんと読むことも進めていたけど
僕もこれはそう思う。

新しい本を読んだり、教材を買ったりする必要はなくて、
古典と言われる名作を定期的に何度も読み返すことの方が
大切だろうから。

あのリッチでさえ、ジョン・ケープルズの本を読みなおして、
忘れていたアイデアをいくつも
思い出させてくれたみたいに話していた。

毎年古典的名作を繰り返し読むようにしよう
って話だけど、成果を出しているリッチでさえ
いまだに読んでいるのだから、
僕らも見習わないとね。

読書会ひらこうかなあ、
とも思ったり。

という感じで、以上
リッチのオーディオセミナーから。

また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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  1. 2017年 1月 17日

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