Walk on the Wild Side

無印良品と直島と銀座の寿司屋

智頭宿

先日、MUJIキャラバンという
無印良品のプロジェクトをやっている
会社のご夫婦が智頭に来たので、
町歩きをご一緒させてもらった。

石谷家住宅を観に行ったり、
藍染のちずぶるーの工房を覗いてみたり、
みたき園で食事をしたり。

MUJIキャラバンは、
日本全国の風土に根ざした
「良い物」や「良い食」を
紹介するプロジェクト。

今年の3月に森の幼稚園の卒園旅行で
訪れた無茶茶園も
紹介されたことがあるらしい。

無茶茶園は昨年度、
森の幼稚園を卒園された子の親戚?
おばあちゃんち?ということで
卒園旅行に行ったわけだが、
こんなカタチでつながるとは思わなかった。

みたき園でうどんを食べながら、
このMUJIキャラバンの話を
聞いていたら、取り上げる
3つの基準を言われていた。

昔からの暮らしの様子が残っているもの、
今も生活のなかに溶け込んでるもの、、、
表現は違うかもしれないけど、
2つの基準はこれで、
最後三つ目が、、、

独りよがりになっていないもの。

というものだった。

その企業だけが潤っていたり、
その場だけが発展していたり、
といったものではなくて、
きちんと地域に根ざしている、
その地域にとって「意味」のあるものに
なっているという基準だった。

ちょうどL2Gプロジェクトで課題としていた
視点だったので印象に残っている。

自分たちが良ければいいのではなくて、
いろんな意味でオープンであり、
その地域にとってきちんと
「意味」あるもの、場でないといけない。

コミュニティを創るうえで、
「風通し」というのは大きなキーワードだが、
その場と対話してカタチつくっていく事
大切なポイントとなることを改めて感じた。

ちょうど、
高城さんの昨日のメルマガにも
通ずる話があった。

瀬戸内海の直島の話だ。

アートの島として世界的な評価を
受けていて人気のある場所だが、
高城さんは

「よろしくない観光地」

の代表例として取り上げることが
多いのだとか。

ただの批判ではなくて、
一見良いとされていても
大きな問題点を冷静に検証しないと
別のプロジェクトでも
同じことがおきるから

という理由だった。

「アートの島・直島」は、
人を怒らせる島だという主張で、
適切な理由を言っていたけど、
高城さんならではの
時代の流れを見据えた
鋭い指摘だった。

先ほどの地域に根ざしていないというのと
通ずるものがあって、
自分目線、内向きということ。

そして、
日本企業の問題と直島は
よく似ていると。

ひとつひとつのプロジェクトや
アートは素晴らしい反面、
全体性に欠けるという指摘。

iPhoneの内部部品のほとんどが
良い日本製であるにもかかわらず、
トータルで良い製品をつくることができない
日本企業。

俯瞰的に見えない、
背景を読み取れない証だろう。


スペシャリストから
ジェネラリストへ


ということを僕も提案しているが、

全体を見れるチカラ、気遣い、丁寧さ

といったものが
これからの日本だけでなく
世界から必要とされるものに
なると思う。

会社の設立記念パーティーを行った
行きつけの銀座の寿司屋の大将が言っていた

「本当のお客さんは外国人と子供なんですよ」

という何気ない一言は、
日本の観光業に携わっている人たちより
よっぽど時代の流れを、日本文化を、
解っている証拠なように思う。

リトマス試験紙のように
直島の評価を尋ねる高城さんの問いに
大将がなんて答えるか、
想像したら愉快な気持ちになった。

地方創生も日本の観光も
ローカルとグローバルの両方を
深く理解しないといけない。


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

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  • 佐久間

    僕も昨日高城さんのメルマガを見ました。
    全体設計できるようになるのは、細部を知る必要があると思うのですが、
    この2つを見れるバランスということでしょうか。

    • 見るというより察するという感じでしょうか。

      そして、察するだけでなくひとつひとつ深く理解する、、、そんなイメージです。

      まずは「気づく」ことですかね。

      気づかないひとがほとんどでしょうから。

  • Slow Man

    ここ一年くらいで
    相手の立場にたつということや
    客観性を持つということが
    本当の意味で大切だと感じ始めました。

    その意味の一つが、バランスを保つ
    ということ、なんですね。

    色々と思い浮かぶことがありますが
    プロモーターとしても
    全体を見る目、バランスは
    大切な視点だと思うので
    意識していきたいです。

    • そうですね。

      相手の立場にたち、
      自分の意見も捨てずに、
      全体をみて最適化していく、、、

      シンプルですが奥が深いですね。

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