Walk on the Wild Side

労働、仕事、活動

あのハイデガーのもとで
学んだハンナアーレントは、
人間の活動領域を3つに
区分していた。

1つ目は、労働(labor)。

2つ目は、仕事(work)。

3つ目は、活動(action)。

労働は日々の消費的糧をつくりだすもの。

仕事は生活の形自身を形成するもの。

そして「活動」は、
労働と仕事を土台にして、
その上に開花する
“人間的な”諸活動の領域のことだ。

この3つの領域の考え方は
とても参考になるので、
自分のライフスタイルを決めるとき、
マスタープランをたてるとき、
誰かにアドバイスするときなど
様々な場面で役に立つフレームだ。

ポイントは、3つ目の「活動」で、
労働と仕事という土台が
しっかりしたうえで、
成り立つものだということを
押さえておいてほしい。

必要最低限の日々の生活を維持する
「労働」が疎かだと「仕事」はできない。

わかりやすく言うと、
生きていくだけの経済的自由を手にしていないと、
自分の望むライフスタイルを手に入れらない
といった感じだ。

だけど、この労働、仕事、活動が
混同していて、アクセルとブレーキを
同時に踏んでしまって
クラッシュしてしまう人がいる。

わかりやすく言うと、
原発反対!みたいな崇高な理念に賛同して
これが生きる目的だ、、みたいにして
生活がないがしろになる、、、
みたいなケースだ。

願えば叶うんですというフワッとした系も
いっしょで、労働と仕事をスキップして
活動にいきなりフォーカスしているから、
苦しくなるのだ。

〜〜したい、とか〜〜〜しよう
みたいなものも
いっしょで、まずは自分を
しっかり立て直すことが先決だ。

例えば、自分をPRできないひとは
相手をPRすることもできないし、
自分の恋愛がうまくいっていない人が
他人の恋愛相談に乗れるはずがない。

そーいうこともあるよね
という愚痴の言い合いはできるけど、
解決策もないし、発展もしていかないのだ。

自分がいま、やっているのは
「労働」なのか、「仕事」なのか、
「活動」なのか、、、
まずは把握することが大切だろう。

大きな夢を描くことは大切かもしれないが、
まずは目の前のことをきっちりやって
ひとつひとつステップアップ
していくしかないのだ。

今日、あなたがやっていることは、
労働?仕事?活動?


島田晋輔

PS)

ロックの日の新企画で言えば、
秘密結社ワイルドサイドが
「労働」「仕事」にフォーカスしていて、
ワイルドサイド部は「活動」に
フォーカスしていることがわかるかと思う。

アーレントの思考も参考にして
デザインしているのだ。

PPS)

ハンナアーレントの映画は
ケンタローさんと観に行ったなー。

これ、、、






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  • Slow Man

    まずは経済的自由の根拠が
    この話にあったということですね。
    そして今しなければならないのが
    労働。
    もう起業して上手くいっている
    人のもとで労働を始めるので
    その方の姿勢や考え方も学べるから
    労働と仕事の基本となる考え方も
    学べるということだと思いました。

    • 「労働」そして「仕事」ですね。


      アジアに学校をつくりたい、
      地域プロモーションをしたい、
      と言っても、
      「労働」と「仕事」の土台が
      しっかりしていないと
      「活動」できません。


      泥臭くいきましょう。

  • 佐久間

    この3つの視点は大変参考になりました。3つを明確に分けること、現在どのステージにいて、なにを優先させるべきか。そういった視点で考えたいと思います。

    • そうですね。


      混同させると迷いもでますし、動きも鈍くなります。


      動いていても成果につながりにくくなったりします。


      プライオリティーは大切ですね。

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